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2011年02月10日

2011 UFM CATALOG

2011 UFM CATALOG

今年の注目はやはり professional M.N.Hyper Minnowing Custom の
Surface Twitcher MN-HSi BORON でしょうか。

IT用語が羅列された最新パソコンのような感覚的スペック解説ですが
リニューアルした 11シルファー と同じようにこちらも
Kガイド に更新しただけの単なるマイナーチェンジのように思えます。

私にとっての ufmウエダ トラウトロッド群は、
西村雅裕氏の妥協無き追求の精神で長期に及ぶ実釣でのフィードバックを重ね、
他の追従を許さない完璧な状態になった時点で初めてリリースされるので、
どのシリーズにも普遍的、絶対的な価値観というものがあるというイメージ。

幾度となく実釣で使い込まないことには理解し得ない一種独特の個性が、
まさにプロの道具という雰囲気を醸し出しています。

しかし STSシリーズになって、僅か5年余りで既に3世代ヴァージョンアップされており、
その間の各パーツ技術の日進月歩も否めないわけではありませんが、
製品化を決める判断基準が少し甘くなってはいないか疑問を感じています。

私が購入した STS-510Si の例。

■ 2007年 STS-510Si 58,590円
■ 2010年 STS-511MN-Si 60,690円
■ 2011年 STS-511MN-HSi 62,790円

どれもまだカタログに掲載されている現行モデルではありますが、
昨年の STS-MN-Si でPEラインを多用されるアングラーにとっては、
Kガイド搭載の MN-HSi は、何とも悩ましい存在ではないでしょうか。

とはいえ流石に毎年購入できるような価格じゃないですからねぇ~。

以前なら、釣りビジョンの「Troutist Dream」で
新製品の開発の経緯や情報を多少垣間見ることも出来たのですが、
結局、終わっちゃったみたいですし…。

個人的には、最先端であるが高額のブランクやパーツ、高級なコスメよりも
気軽に普段着のように使える日常的なコストパフォーマンスへと
ここ最近、ロッドに対しての価値観は変わりつつあるのですが、
ここぞというシーンで最も信頼しているロッドはやはり STS-510Si
(ブログタイトルの画像に映っているロッドです)

それゆえこの MN-HSi に興味がないといえば嘘になりますが、
果たして“M.N.シグネチャーモデル”として
本当に究極に至ったのかいささか半信半疑なだけに
今しばらく静観したいと思っています。

一方、残念というか時代の流れを感じるのは、
ufmウエダの代名詞たる Super Stinger Si BORON の終焉。

“柔能く剛を制す”たる理念が見事に表現された銘竿で
ヘビーウエイトミノー主流の昨今ではありますが、
今なお他に類を見ない特別なロッドであることに変わりはなく
受注生産でもいいので、その存在価値を未来永劫伝えて欲しかったところ。

最近のミノーイングロッドは様々な面で“柔軟さ”に欠けるような気がしてなりません。



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Posted by tetsu_copen04 at 12:00│Comments(9)ロッド
この記事へのコメント
こんにちは。

>ufmウエダの代名詞たる Super Stinger Si BORON の終焉。

大変悲しい知らせです。
プラグでのメバル&ヤマメ釣りにおいてスリルを求めた結果、たどり着いたのがSSS-60でした。2 lb maxでプラグを自在に操れる竿は他に知りません。「これしかない」と思える竿です。

美しいSugar minnow SGのチャートヤマメも消えてしまいましたね。
月下美人PE 0.15号やブリーデンの0.3号フロロの登場はスリル好きとしてはありがたいのですが。
Posted by 7フシ at 2011年02月10日 13:58
こんばんは。
なんとおなじテーマのエントリを、こちらも立ち上げてました。やはりこの”ラッシュ”は、一アングラーとして考えてしまいます。
ウエダのSS56EXLを、稀代の名竿として位置付けている身、やはり最近のウエダのハイエンド攻勢には疑問を感じてしまいます。
tetsuさんに言いたいことを代弁して貰ったような気もするし、また我々アングラーは、たた受け入れるだけの存在じゃないんだということも再確認できた気もする、貴重なテーマの『重複』でしたね。
Posted by curios at 2011年02月10日 23:04
☆ 7フシさん、こんばんは (^~^)/

スーパースティンガーでも特に SSS-60Siは、
ufmウエダを語るに欠かせない垂涎の一本ですよね。

2~3gのバルサミノーを操るには最高のロッドじゃないでしょうか。

>美しいSugar minnow SGのチャートヤマメ…

視認性よく、レインボー狙いであれば欠かせないと思っています。
ただパールチャート系は、アレキサンドラでも同様に売れないんでしょうね。

よく売れるとよく釣れるは必ずしも一致しないというのが、
ルアー業界の摩訶不思議なところでもあります(^^;

------------------------------------------------------------------------

☆ curipusさん、こんばんは (^~^)/

ウエダに限らず、最近は究極(?)の目的に特化する傾向があって
そのために限定的な生産となり高額化する感じがしますね。
いいものを高く作るなんて当たり前ですし、
そんなビジネスが今どきの通用するはずがありません。

ですから価格設定というファクターは、
デザイナーの意欲(情熱?)のバロメーターに思えます。

我々が「高いなぁ~」と思うモノの多くは、
その意欲と内容が表面的、短絡的、稀に複写的なのですが
その一方、高額でも購入したいと思うモノは実際にあるわけで
単純に「高額」であることを否定しているわけではありません(^^;

その観点で今回のSTSに限らず、他社ロッドの新製品ラッシュは
単なる「Kガイド」への更新特需のように感じられてなりません。
(富士ガイドが一番、儲かる仕組みですねぇ~)

であれば何も勇んで昨年“MNモデル”をリリースする必要があったかというのが
今回の STS MN-HSi に対する不信感の根拠かもしれません。
Posted by tetsu at 2011年02月11日 18:30
>ufmウエダの代名詞たる Super Stinger Si BORON の終焉。
いつかはやってくると思っていましたが、SSSの愛用者である私としては、残念でなりません。

>本当に究極に至ったのかいささか半信半疑なだけに・・・
私も同意見です。

UFMウエダのファンであり、ユーザーであるがために、今の限定販売と称した、拡販スタイルには疑問と不信だらけです。。。
Posted by t-fuku at 2011年02月15日 13:12
☆  t-fuku さん、こんばんは (^~^)/

これが究極!と決めたら数年は押し通すぐらいの覚悟で
ウエダのニューロッドはリリースして欲しいですよね。

Kガイドが必要であれば、メーカーオプションにすべきだと思います。

なくなると欲しくなるのがファン心理。
SSS、中古相場アップしそうな予感がします(-_-:
Posted by tetsu at 2011年02月15日 23:24
はじめまして。ウエダのロッドを購入しようと検索していたらこちらにたどり付きました。

もし良かったら、アドバイスを頂きたく宜しくお願いします。
私はウエダのTs62-ULを使っています。最近、ヘビーウエイトのルアーを
使うようになり、上記のロッドだとルアーに負けてしまうように感じてきました。

そこでSTS611MN-HSIの購入を検討しておりますが、グリップ部分のコルクが長く、不安があります。TS62-ULはグリップ部分が短く取り回しが楽です。
しかし、近日、販売されたMn-Hsiが気になり、ヘビーウエイトにも負けないロッドであれば購入したいと考えています。

ご意見を頂きたく返信をお願いします。

高村
Posted by 高村 at 2012年05月17日 21:43
☆ 高村さん、はじめまして&こんばんは(^~^)/

TSはもちろん、STSもHWミノーを積極的に使うことは
あまり想定してデザインしていないように私は思います。
(それにSTSもMN-HSi、MN-Si、Siとそれぞれ個性も違うようですから…)

私の場合は、ウエダのロッドでも
適合ルアーウエイト範囲内のHWミノーを
普通にリトリーブできればそれで十分という認識です。
STS-510Siでトラウトチューン55HW(6g)を使いますが特に不満はありません。

最近思うのですが、HWミノーを“ガンガン”アクションさせるなら
PEラインにバスロッドが一番なんじゃないかと…(^^;

「HWミノー」といってもいろいろありますし、
各々にどういう風に使うのがいいかは個性がありますからね(^^)

ウエダのグリップはそれほど気にならないと思いますよ。
最初は違和感があっても使っているうちに多分慣れると思います。
Posted by tetsu at 2012年05月18日 00:24
こんにちは。

ウエダの竿で相談させて頂きました高村です。

いろいろ考えた末にSTS-511MN-HSIを我慢しきれず買っちゃいました。

STS611MN-HSIも検討しましたが、渓流で扱うには長いと思い、511にしました。竿が届き、グリップの長さは、竿を振った感じだとあまり違和感がないです。

竿を振った感じではTS62ULと比べると硬いです。

あとは、渓流にいくだけです。

いろいろ意見を頂き有難うございました。

どうもです。

高村
Posted by 高村 at 2012年05月29日 12:33
☆ 高村さん、こんばんは(^~^)/

STS-511MN-HSI、いきましたか!(^o^)/
裏山私意~。

そうです、ロッドを買ったら
もうどんどん行くしかありません、釣りに!(;`O´)o/ ̄ ̄ ̄ ̄~ >゚))))彡

611は狩野川本流中~下流域にちょうどいいかも…(^^;
Posted by tetsu at 2012年05月29日 22:22
 
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