2008年06月06日
STS渓流ショートバージョン 使用方法及び使用上の注意事項
発売からすでに約1年が経過しているのに、
改めてホームページで注意喚起(=2008/06/04公開) するということは、
保証期間内に、破損
などの修理依頼が相次いでいるんでしょう。
新素材 TR-X1000 、Lim TR-1000 曲者!です…。
STS渓流ショートバージョン 使用方法及び使用上の注意事項
UFM最新の渓流ヤマメ専用ミノーイングロッドである「STS渓流ショートバージョン」は、
新素材TR-X1000 (超高伸度40t カーボン)、
さらにそれを低レジン化したLim TR-1000 (超超低レジン40t カーボン)の導入によって
「TSSの剛性と粘り」、「SSSの軽快な操作性」とを合体させた
UFM最高峰のミノーイングロッドといえるものです。
つまり、それは難易度の高いサーフェイスレンジにおけるミノーイングにこだわりながらも
近年ますますシビアコンディション化の一途をたどる渓流その激戦区でさえ、
ロッド性能を極限まで突き詰めることによって
必ずやヤマメの顔を見ることを可能にすることを意味します。
でも、ロッドワークが下手な私はよくバラすんです…
但し、それゆえ他のUFMトラウトロッドとは比較にならないくらい
ロッドの細部にわたり極めて特殊な構造となっています。
SSSより扱いが難しいロッドみたいに思えてきた…
つきましては「STS渓流ショートバージョン」の購入を検討されている方々に、
あらかじめご注意いただきたい点がございますので
事前に以下の注意事項をよくお読みください。
使用方法に関するご注意
この「STS渓流ショートバージョン」は、
モータースポーツでたとえるなら
カリカリにチューニングされたレーシングマシンのようなものです。
つまり、サーフェイス・ミノーにこだわりつつも
シビアコンディションでこそ初めて威力を発揮する、
渓流域でのハイパートゥイッチングメソッドにその性能を特化した
上級者限定仕様となっています。
うぅ…、私はどうなる…
したがって、シチュエーションの異なるソルトウォーターや
エリアフィッシングではロッドに過度な負担をかけてしまうため
渓流域以外での使用は避けてください。
エ、エリアで何度か使ってしまった…
ティップセクション及びバットセクションに至っても、
その特性上ブランクはたいへんデリケートなつくりをしています。
根掛かり等のあおり、ランディング時におけるロッドの立て過ぎは
本製品の寿命をちぢめてしまうおそれがあります。十分にご注意ください。
根掛かりのあおり、ついつい…
尚、本製品には新たに超極細マンドレルを採用し、
且つ耐久性を優先したガイドの取り付けをしている関係上、
ティップ先端にはわずかにネジレや曲がりが見られますが
性能面に全く影響するものではありません。あらかじめご理解ください。
ティップセクションとバットセクションとを分離させる、いわゆるジョイントを抜き差しする時は、
ティップ、バット共に必ずジョイント部分、
(黒のスレッドでラッピングされている部分)を持って行ってください。
それ以外の部分を持つと、急激なネジレによってブランクを傷めるおそれがあります。
細けぇ~
本製品のリールシートは、
ハードなトゥイッチング・メソッドにおけるリールとのガタつきを
ほぼゼロにおさえるために、または経年による連続使用を想定し、
リールの取り付けについては多少なりともキツめのセッティングとなっています。
確かにキツい…
特にマグネシウムタイプは、足先が厚いため最初の取り付けはかなりキツめとなります。
したがって、初めての使用の際には、あらかじめお手持ちの使用済みリールなどで、
リールシートの取り付け具合を必ず確認してください。
場合によっては、リールを装着したままの状態で一定時間をおき、
十分に馴染ました上で新しいリールを取り付けてください。
その場合、足先に少しロウを塗っておくと固着防止になります。
今は馴染んだけど、最初のうちは、モロにリールフットの塗装が剥がれました…
STSショートモデル専用開発スクリュー金具は、
さらなる軽量化とスーパーマイクロピッチ化のため
究極にまで薄くタイトな設計となっています。
それでかどうかは知らないが、よく緩む…
さらに 極薄型ダブルナット式となっているため
必ずナットリングは1枚ずつ慎重に回転させてください。
尚、ナットをゆるめる場合は上から見て反時計回りとなります。
軽くシャープな振り抜けと、ハードなトゥイッチングを可能にしたSTS専用のガイド設定は、
これまで以上に小口径なものとなっています。
したがって使用するラインについては、まずはナイロンの2.5~4LBクラスまでを基準とし、
根ズレが懸念される場合は先端をスパイダーヒッチによるダブルラインにしてから
スナップ等に直結する方法をオススメします。

推奨ライン
バリバス・スーパートラウトアドバンス
フラットブラウンタイプの2.5~4LB
あまりにも高感度な設計となっているため、
使用し初めは、各ガイド、グリップ、ジョイント付近から発生する
キシミ音等が気になる場合がありますが、
一定期間の使用を重ねるいわゆる”初期馴染み”をクリアすれば
自然にキシミ音は消えてしまいます。あらかじめご了承ください。
( 以上、ufmウエダ HP より抜粋 )
改めてホームページで注意喚起(=2008/06/04公開) するということは、
保証期間内に、破損


STS渓流ショートバージョン 使用方法及び使用上の注意事項
UFM最新の渓流ヤマメ専用ミノーイングロッドである「STS渓流ショートバージョン」は、
新素材TR-X1000 (超高伸度40t カーボン)、
さらにそれを低レジン化したLim TR-1000 (超超低レジン40t カーボン)の導入によって
「TSSの剛性と粘り」、「SSSの軽快な操作性」とを合体させた
UFM最高峰のミノーイングロッドといえるものです。
つまり、それは難易度の高いサーフェイスレンジにおけるミノーイングにこだわりながらも
近年ますますシビアコンディション化の一途をたどる渓流その激戦区でさえ、
ロッド性能を極限まで突き詰めることによって
必ずやヤマメの顔を見ることを可能にすることを意味します。
でも、ロッドワークが下手な私はよくバラすんです…
但し、それゆえ他のUFMトラウトロッドとは比較にならないくらい

ロッドの細部にわたり極めて特殊な構造となっています。
SSSより扱いが難しいロッドみたいに思えてきた…
つきましては「STS渓流ショートバージョン」の購入を検討されている方々に、
あらかじめご注意いただきたい点がございますので
事前に以下の注意事項をよくお読みください。
使用方法に関するご注意
この「STS渓流ショートバージョン」は、
モータースポーツでたとえるなら
カリカリにチューニングされたレーシングマシンのようなものです。
つまり、サーフェイス・ミノーにこだわりつつも
シビアコンディションでこそ初めて威力を発揮する、
渓流域でのハイパートゥイッチングメソッドにその性能を特化した
上級者限定仕様となっています。
うぅ…、私はどうなる…
したがって、シチュエーションの異なるソルトウォーターや
エリアフィッシングではロッドに過度な負担をかけてしまうため
渓流域以外での使用は避けてください。
エ、エリアで何度か使ってしまった…
ティップセクション及びバットセクションに至っても、
その特性上ブランクはたいへんデリケートなつくりをしています。
根掛かり等のあおり、ランディング時におけるロッドの立て過ぎは
本製品の寿命をちぢめてしまうおそれがあります。十分にご注意ください。
根掛かりのあおり、ついつい…
尚、本製品には新たに超極細マンドレルを採用し、
且つ耐久性を優先したガイドの取り付けをしている関係上、
ティップ先端にはわずかにネジレや曲がりが見られますが
性能面に全く影響するものではありません。あらかじめご理解ください。
ティップセクションとバットセクションとを分離させる、いわゆるジョイントを抜き差しする時は、
ティップ、バット共に必ずジョイント部分、
(黒のスレッドでラッピングされている部分)を持って行ってください。
それ以外の部分を持つと、急激なネジレによってブランクを傷めるおそれがあります。
細けぇ~
本製品のリールシートは、
ハードなトゥイッチング・メソッドにおけるリールとのガタつきを
ほぼゼロにおさえるために、または経年による連続使用を想定し、
リールの取り付けについては多少なりともキツめのセッティングとなっています。
確かにキツい…
特にマグネシウムタイプは、足先が厚いため最初の取り付けはかなりキツめとなります。
したがって、初めての使用の際には、あらかじめお手持ちの使用済みリールなどで、
リールシートの取り付け具合を必ず確認してください。
場合によっては、リールを装着したままの状態で一定時間をおき、
十分に馴染ました上で新しいリールを取り付けてください。
その場合、足先に少しロウを塗っておくと固着防止になります。
今は馴染んだけど、最初のうちは、モロにリールフットの塗装が剥がれました…
STSショートモデル専用開発スクリュー金具は、
さらなる軽量化とスーパーマイクロピッチ化のため
究極にまで薄くタイトな設計となっています。
それでかどうかは知らないが、よく緩む…
さらに 極薄型ダブルナット式となっているため
必ずナットリングは1枚ずつ慎重に回転させてください。
尚、ナットをゆるめる場合は上から見て反時計回りとなります。
軽くシャープな振り抜けと、ハードなトゥイッチングを可能にしたSTS専用のガイド設定は、
これまで以上に小口径なものとなっています。
したがって使用するラインについては、まずはナイロンの2.5~4LBクラスまでを基準とし、
根ズレが懸念される場合は先端をスパイダーヒッチによるダブルラインにしてから
スナップ等に直結する方法をオススメします。

推奨ライン
バリバス・スーパートラウトアドバンス
フラットブラウンタイプの2.5~4LB
あまりにも高感度な設計となっているため、
使用し初めは、各ガイド、グリップ、ジョイント付近から発生する
キシミ音等が気になる場合がありますが、
一定期間の使用を重ねるいわゆる”初期馴染み”をクリアすれば
自然にキシミ音は消えてしまいます。あらかじめご了承ください。
( 以上、ufmウエダ HP より抜粋 )
Posted by tetsu_copen04 at 12:30│Comments(5)
│ロッド
この記事へのコメント
ウエダおなじみの取り説ですね(笑)
コレ見て買い控える人がいるかもしれないという
リスクを冒してでも掲載する姿勢には関心!?します。
コレ見て買い控える人がいるかもしれないという
リスクを冒してでも掲載する姿勢には関心!?します。
Posted by かぶお at 2008年06月07日 21:57
☆ かぶおさん、こんばんは (^~^)/
実際にショップでロッドを見ることが出来ない人にとっては、
この注意書きで、結構ビビり入りますよね。
個人的には、BWSシリーズも
それほど変わらないんじゃないか思うのですが…。
実際にショップでロッドを見ることが出来ない人にとっては、
この注意書きで、結構ビビり入りますよね。
個人的には、BWSシリーズも
それほど変わらないんじゃないか思うのですが…。
Posted by tetsu at 2008年06月08日 01:19
tetsuさん、おはようございます。
PLの絡みもあるんでしょうが、上級者限定云々はともかく、この文言は結構当たっていると思いますよ。
私は510のテストをエリア数ヶ所で行い、相当数の鱒を極く短期間で相手にした結果色々なところに問題を生じ、最終的に手放すことになりましたから・・・。
似たような使い方をしてきたSSS-64は未だにノープロブレムですから、STSの耐久性はSSSにはやや劣るのかな、というのが正直な感想です。
PLの絡みもあるんでしょうが、上級者限定云々はともかく、この文言は結構当たっていると思いますよ。
私は510のテストをエリア数ヶ所で行い、相当数の鱒を極く短期間で相手にした結果色々なところに問題を生じ、最終的に手放すことになりましたから・・・。
似たような使い方をしてきたSSS-64は未だにノープロブレムですから、STSの耐久性はSSSにはやや劣るのかな、というのが正直な感想です。
Posted by ぱお at 2008年06月08日 07:57
今年BWSを購入しました(2007モデル、ちなみに初UFMです)
2007モデルBWSの主要そうな箇所の注意書きを簡単に書くと
・糸がらみなどによるティップ先端部分の過度の曲がり、根がかり、
ティップをぶつけるなどによる破損の恐れがあります。
・アンサンドフィニッシュによるブランク面の凹凸等は強度に影響は
ありません。
・上級者レベルの使用を前提として超小口径ガイドを採用
・適合ラインはバリバス・スーパートラウトアドバンス、フラットブラウンタイプの2-3lb
・極薄型ダブルナット式となっているため必ずナットリングは1枚ずつ慎重に
回転させてください。
・1000-1500番のリールがベストマッチ
・エリアフィッシング専用にはチューンド・バックウォーターの方を
ご使用下さい。
こんな感じです。こっちの方がまだ注意事項としては緩い方とは思います。
でも2008モデルからブランクの材質がSTSと同じになったようなので、
注意書きもSTSに準ずる可能性があるかと思います。
2007モデルBWSの主要そうな箇所の注意書きを簡単に書くと
・糸がらみなどによるティップ先端部分の過度の曲がり、根がかり、
ティップをぶつけるなどによる破損の恐れがあります。
・アンサンドフィニッシュによるブランク面の凹凸等は強度に影響は
ありません。
・上級者レベルの使用を前提として超小口径ガイドを採用
・適合ラインはバリバス・スーパートラウトアドバンス、フラットブラウンタイプの2-3lb
・極薄型ダブルナット式となっているため必ずナットリングは1枚ずつ慎重に
回転させてください。
・1000-1500番のリールがベストマッチ
・エリアフィッシング専用にはチューンド・バックウォーターの方を
ご使用下さい。
こんな感じです。こっちの方がまだ注意事項としては緩い方とは思います。
でも2008モデルからブランクの材質がSTSと同じになったようなので、
注意書きもSTSに準ずる可能性があるかと思います。
Posted by ねこ at 2008年06月08日 08:48
☆ ぱおさん、こんにちは (^~^)/
STSのバラシに関しては、他メーカーの高弾性ロッドも同じかと思いますが、
耐久性に関しては、もう少し欲しいというのが本音のところです。
(F1カーでWRCラリーに出るような感じ?)
やはり、ロッドもリールと同じで
好きなメーカーと言えでも、発売直後の購買は難しいですね。
☆ ねこさん、こんにちは (^~^)/
BWS(-55T)が欲しいなぁ~と思っていたのですが、
やはり取り扱いの難しさ(デリケートさ)を思うとトーンダウンです。
ウエダは、最新モデルより、既出のロングセラーのほうが、私にはいい感じ。
何だかんだで、ストリームスピンが一番使いやすいです(^^;
STSのバラシに関しては、他メーカーの高弾性ロッドも同じかと思いますが、
耐久性に関しては、もう少し欲しいというのが本音のところです。
(F1カーでWRCラリーに出るような感じ?)
やはり、ロッドもリールと同じで
好きなメーカーと言えでも、発売直後の購買は難しいですね。
☆ ねこさん、こんにちは (^~^)/
BWS(-55T)が欲しいなぁ~と思っていたのですが、
やはり取り扱いの難しさ(デリケートさ)を思うとトーンダウンです。
ウエダは、最新モデルより、既出のロングセラーのほうが、私にはいい感じ。
何だかんだで、ストリームスピンが一番使いやすいです(^^;
Posted by tetsu at 2008年06月09日 10:33