Angling with Copen

＜宮ヶ瀬ダムの容量配分＞



※ サーチャージ水位　…　洪水時にダム湖に貯める事が出来る最大の水位。
　

---

上図のとおり、中津川本流の上流にある宮ヶ瀬ダムの
洪水期制限水位 は、138,000,000㎥ ですが、
リアルタイムダム諸量 によると、まだ 141,000,000㎥ もあります。

つまり、洪水期に入る 6/16（月） までに
あと 3,000,000㎥ 減らさないといけない 計算になります。

6/06 18:00 現在、毎秒約30㎥の放流が行われていますが、
ダムへの流入流が毎秒約15㎥ですから、
実質的には、放流量の半分しかダムの水位は下がらない状況。
（＝1時間で54,000㎥放流）

この影響で、中津川本流の 水位 は、
前回釣行 時より＋約30ｃｍと 大増水している模様 です。

仮にこのペースを維持したとして、
あと55時間（約2日）は、このままの状態ですか…

ちなみに、週間天気予報では、
6/08 　6/09 　6/10 　6/11 　6/12 　6/13

うぅ～、これではしばらく中津川の水位は下がりそうにありませんね
どんな様子なのか、好奇心と今後の釣行判断のためにも実際に見てみたいです。

せっかく解禁を迎えた鮎師にとっては、当分がっくりな状況ではないかと。
（でも本流ヤマメには、いいんじゃないかと思うのですがどうでしょうか…）

---

こうして調べてみると、ダム下流域ってフィールドとしては、
やはり微妙な環境だということを実感させられます。

湘南海岸の海岸浸食にも影響しているようで、
釣り人の立場としては、できれば日本にこれ以上、
ダムは作って欲しくないなぁ～と思った次第です。