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2010年05月07日

10/05/03 狩野川(本流上~中流域)

2010年の狩野川本流シーズンも残すところざっと2週間。

例年、これから5/19の最終日までに良型のアマゴが出るのですが、
GWの頃は、ちょうど田植え前の代掻きによる泥濁りで
川のコンディション的にはイマイチ。

となれば、作業が始まる朝イチ勝負で行くしかないのです ダッシュ
(そのほうがGW渋滞にも巻き込まれませんしね…)

思えば朝からの狩野川釣行は、今回が今年初めてか…。
このところ先月の反動のように 晴れ が続いているので、
日中は、GWの人的プレッシャーとも相まって、
ポイント選択が難しそうな感じですがどうなるでしょうか。



ということで、狩野川・松ヶ瀬車 7:00 着。

10/05/03 狩野川(本流上~中流域)

私の僅か2年ばかりの拙い経験則では、
このポイントはお昼過ぎから15:00頃が一番いいのですが、
一番乗りならフレッシュな個体が反応してくれるかもしれません。

この日の 嵯峨沢橋の水位 は 130cm で、
水量的にはほぼベストな状態じゃないでしょうか。
期待しながら、徐々にウェーディングの歩を進めて下っていきます。

しかし、思惑と違いバイトすらない状態が続きます。
水が若干冷たい感じで測ってみると12.0℃。
朝なので低めかもしれませんが、この影響でしょうか。
いや、GW連休半ばで相当なプレッシャーを受けてきていますから
メジャーなポイントでは、致し方ないところか。

それでも サカナ 1尾ぐらい出てくれてもよさそうなものです。



あっという間に松ヶ瀬吊り橋付近まで到達。

この周辺は、もう何度も来ていますので、
狙う箇所とリトリーブコースはインプットされており、
概ね1~2キャストで何らかの反応があります。
(しかも、サイズもまずまず…)


そして、ようやくというか、緊張感漂う待望のヒット びっくり


今回もワンキャストでガツン!という強烈なバイトとともに
一気にロッドティップが引き込まれていきます。

明らかに“尺”を意識させられる手応えとともに派手なジャンプ サカナ
バレるんじゃないかと一瞬、ヒヤリとします タラ~

う~ん、尺には微妙な感じ ウワーン
いや、余計なことを考えてはいかん、シングルバーブレス汗汗

ロッドは信頼度の高い ウエダ STS-74Si ですから
イレギュラーな動きにも柔軟に追従してくれるはずなので
ドラグをやや締め気味にしてラインテンションを保ちます。

最後でちょっこし手こずりましたが、無事にランディング成功 グー

1尾目にして、松ヶ瀬サイズの嬉しい良型アマゴです クラッカー

10/05/03 狩野川(本流上~中流域)

シルエットは、尺クラスのグッドプロポーション。

しかし、ランディングネットの収まり具合から尺でないことは明らか。
メジャーで測ってみると、27.0cm ウワーン
一応、今シーズンのパーソナルレコードでした。

10/05/03 狩野川(本流上~中流域)10/05/03 狩野川(本流上~中流域)10/05/03 狩野川(本流上~中流域)

残念ながら、尺(=約30.303 cm)には及びませんでしたが、
サイズを超越した迫力に圧倒される思いがします。

この時期の松ヶ瀬アマゴはとてもグラマラスでパワフル。
体長ではなく体高が発達してしまうようですね。

十分に納得の1尾でした ニコッ



その後、追加することなく松ヶ瀬を後にし、次のポイントの検討ですが、
既に良型を出したことで気持ちには余裕がありますので、
型より数狙いで、まだ今年は未釣行の 雲金橋上 に入ります。(9:30

10/05/03 狩野川(本流上~中流域)

ここでノーチェイス、ノーバイトというのは、
狩野川に通い始めた頃だけなので、何となく安心感があります。

程なく、最初の1尾が迎えてくれました ニコニコ

10/05/03 狩野川(本流上~中流域)

尺アップは難しいですが、このサイズ狙いなら
狩野川本流の中では屈指のポイントではないしょうか。
(その分、先行者も多いのが難点でもありますが…)

1キャッチ、1バイト後、
雲金橋上では、なかなか良型の美しいアマゴをキャッチ アップ

10/05/03 狩野川(本流上~中流域)
 画像をクリックすると拡大画像にリンク!

上手く カメラ 写真は撮れなかったのですが、実際はもっと綺麗で、
鰭も雲金育ちのネイティブを思わせるコンディション。

10/05/03 狩野川(本流上~中流域)10/05/03 狩野川(本流上~中流域)10/05/03 狩野川(本流上~中流域)

雲金(狩野川?)アマゴらしい丸っこいパーマークと朱点のコントラストや
適度な体高による均整の取れたシルエットのバランスが絶妙で、
2年前に撮ったアマゴ とは、また違った美しさが印象的です。

松ヶ瀬のストリームバレット(bullet)と雲金のローカルネイティブ。

全く違うタイプのアマゴを楽しむことが出来るというのも
狩野川本流(や伊豆の河川)の魅力じゃないかと。



数こそ出ていませんが、とても充実した釣行で、時間もまだ 11:00
もう1箇所チェックしてお昼 食事 にすることにしました。

で、来たのは御用達の月ヶ瀬~慶大リハビリ前

10/05/03 狩野川(本流上~中流域)

この時間ですからさすがに先行者が入っていた気配濃厚で
私のテクニックではまともな結果は望み薄でしょう。

となれば、いわゆる“竿抜け”に絞り込むしかありません。
普通に考えて、軽くチェックかスルーという箇所をしつこく汗汗

ちょっと痩せ気味の成魚放流個体ですが、嬉しい1尾。

10/05/03 狩野川(本流上~中流域)

この時季なので“一里一尾”というのもなんですが、
松ヶ瀬からポイントごとにとりあえず1尾以上ずつ追加です。



食事 お昼ごはんを食べたらあまりに気持ちいい 晴れ 陽気で、思わず ZZZ…
目が覚めたら、すでに 14:00 を過ぎていましたが、
何かこう、和みすぎてゆる~いのです コーヒーカップ

既に私としてはまずまず満足な釣果を得ていましたし、
さらに尺上のアマゴが出るほど狩野川本流は甘くありませんので
午後は、狩野川であまり釣行していないエリアを
のんびりと釣り歩いてみることにしました。

まずは アルバトロス下、矢熊橋 付近の様子。

10/05/03 狩野川(本流上~中流域)
 画像の下半分が代掻きの泥水で濁っています…。

ご覧のとおり、代掻きが入ってしまいました ガーン

濁りがなければいいポイントだと思うんですけどねぇ~。
ささ~っとチェック(1チェイスのみ)で終了。

次に 河野オトリ前~オオマガリ まで。


 画像にマウスを置いて下さい。

このあたりは放流されていないので、アマゴが居るとすれば、
上流から下って(増水で流されて?)きた成魚放流の個体か、
下流から遡上してきた年越しの(戻り?)個体。

もちろん後者ならサイズもそれなりに期待できますぞ びっくり ← 甘い考え

でも、私に釣れたのは前者でした テヘッ

10/05/03 狩野川(本流上~中流域)

しかしながら、初めて入ったポイントで1尾出せたというのは、
サイズはともかく、実績データとしては、貴重なことです。
やはり自分自身で釣ってこそのポイント開拓ですから。

一方、地元の方(鮎師)の話によれば、
オオマガリ手前の竹林付近で鮎釣りをしていて
鮎舟からはみ出すようなアマゴ(推定40cmぐらい?)が釣れたとのこと。

「ルアー、フライをやったって俺は構わないけどなぁ~」って
一言、おっしゃってくれたのが嬉しかったです。

ほんの一握りのマナーの悪いルアー、フライのアングラーと
これまたほんの一握りの理解のない鮎師(or 漁協関係者?)のために
狩野川本流からルアーフライがあと2週間で締め出されてしまうのは
どうにかならないものか、何とも行き場のない虚しさでいっぱいです。
(餌釣りは引き続き可なので、なおさらなことです…)

そして、最後にいくら釣れなくても何故か魅かれる 大仁 へ。

代掻きの影響か、普段よりも幾分笹濁り気味でしたが、
それにしても今年の大仁は、タイミングも含め、かなり難解。
全く気配すら感じることも出来ず、いつものように 晴れ 暮れていきます。



時間的にはもう少し出来そうでしたが、
GW 車 渋滞を考慮し 18:00 で終了。

この日の釣果は、アマゴ パー でした(7:00~18:00)

先日の中津川ダム下釣行 より数は1尾多いだけですが
やっぱり “美” “型” が出ると充実感が全然違いますね。
これで程よい 雨 があれば、さらに活性 アップ でしょう。

尺アマゴとの出会いもそろそろかなぁ…。

もうとっくに尺上を出しているエキスパートの方にとっては
大袈裟に思えるかもしれませんが、これが私のハッピーレベル。
自分自身が楽しめる距離感で狩野川をエンジョイするのです。




余談ですが“高速1000円”の効果で凄いクルマの数でした。

狩野川本流の右岸側の狭い県道をR136・414 の裏道感覚で
県外ナンバー 車車車車車 が、列を成して
引っ切り無しに上り下りと走り抜けていきます。

道路を横断するのも待たなければなりませんし、
道沿いを歩くのはちょっと危ない感じ。

コンビニでもトイレ待ちの行列で、
常に客足は絶えず、ほとんどドライブイン化しています。

やっぱり伊豆は、観光地で非日常なんだなぁ~と思った次第。

この時期、ほぼ毎週のように狩野川や伊豆に釣りに行っている私は、
もしかしたらとっても贅沢なのかもしれませんね。



<タックル>

10/05/03 狩野川(本流上~中流域)

10/05/03 狩野川(本流上~中流域)

<ロッド>
・ウエダ サーフェイストゥイッチャー STS-74Si

一昨年の尺アマゴのバラシ、昨年の初めての尺アマゴと
松ヶ瀬でこのロッドを使うと自ずと良型への期待感が高まります。

瀬の核心部にはできるだけ遠投でアプローチしたいので
ゴロタ石などの障害物が多い松ヶ瀬で
ミノーのリトリーブコースをコントロールするのに
長めのレングスは、好都合です。

・パームス シルファー SYGSi-56L Smart Flex IIDA CONCEPT

松ヶ瀬以外はずっとこのロッドを使用しました。
昨年メインに使った STS-510Si に比べると、
やはりブランクの感度などは格下の印象ですが、
価格は概ね半額ということを思えば、文句なしのパフォーマンス。
私のハッピーレベルには十分以上の水準で合致します。

とりあえず「3年保証」の期間中でもありますから、
当分はこのロッドがストリームのメインロッドかも。

<リール>
・ダイワ 07 セルテート ビンテージカスタム 2004

最近のスピニングリールは、やたらと“色モノ”が多くて辟易。
こういうシンプルな外観こそ、どんなロッドにもマッチして
長く使うにつれ、愛着も増してくるというものです。

<ライン>
・VARIVAS スーパートラウトアドバンス サイトエディション 5lb

<リーダー>
・VARIVAS トラウトショックリーダー 5lb (フロロ1.2号)

<ルアー>
・D-コンタクト (Pアユ)
・トラウトチューン7cm (PA)
・トラウトチューン55HW (上州屋オリカラグリーンマットアユ

松ヶ瀬では今年もトラウトチューン7cmがいい仕事をしてくれました。
やはり5月になると格段に信頼感が増してきます。

とはいえ、この時期はパールアユ系であればいいんでしょう、きっと。
カラーはこれ一色のみで、ポイントごとにサイズ変化を意識したほうが
ローテーションとしては効果があると感じています。

10/05/03 狩野川(本流上~中流域)

ところで上州屋オリカラのグリーンマットアユが
トラウトチューン55HWのMY定番カラーとして急上昇中 アップ
中津川ダム下でもなかなかの反応でしたからね。

しかし、予備がないので買い増ししたのは言うまでもありません。
加えて同じカラーのトラウトチューン7cmまで ガーン
(DM持参で10,000円購入で1,000円割引でしたので…)




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この記事へのコメント
ゴールデンウィーク中の行脚ということでは、素晴らしい出来栄えなんじゃないでしょうか。
私も同じ日に世附へ参りましたが、チビヤマメとイワナ1匹ずつで終わりましたから。

さて、これからが本当の勝負所ですね。残り二週間足らず、私も残る休日のすべてを注ぎ込みたいと思います。
Posted by curios at 2010年05月07日 19:46
こんにちは。
testuさん、良いプロポーションのアマゴよかったですね。
ネットに横たわる姿は本流の砲弾という雰囲気です。
ルアーってやっぱりコレを投げれば釣れる!っていう自信が
持てるものを結ぶことって大事だなと思います。
そうじゃないルアーを結んでも1、2投で交換することハメに。
そういう意味で私の場合はメッツ50とDコンタクト63が
一軍メンバーという感じです。
Posted by MINI at 2010年05月08日 16:24
こんばんは。
これは良い釣りでしたねぇ
「和みすぎてゆる~いのです 」って言葉が全て物語っています(笑)。

心の余裕と満足な釣果、言うこと無いですね。
記憶に残る釣り、ここ数年遠ざかっているかなぁ・・・。
Posted by Tan at 2010年05月08日 22:45
おおお!ナイスなアマゴですね。
顔つきもかっこいい(^^)

>いくら釣れなくても何故か魅かれる大仁へ~
これ、気持ち凄くよく分かります(笑)
あの瀬でいいヤツ出たら気持ちいいでしょうね~。
Posted by マイク at 2010年05月08日 23:52
こんばんは。
いつも楽しく拝見させてもらってます^^

今日、狩野川本流の上流域で4時間ほどミノーを引いてきました。
グッドコンディションだったため、アマゴの活性が良く、楽しめましたよ~^^
 釣果
  キャッチ:7本 (27cm×2本、24cm、22cm、20cm前後×3本)
  バ ラ シ:2本
  チェイス:多数
Posted by イチロー at 2010年05月09日 20:13
☆ curiousさん、こんにちは (^~^)/

今年の狩野川本流は、
タイミングをつかむと思いがけず好結果が出る反面、
そうでないときとの差が激しいように思えます。

とはいえ、それがいつなのかはわかりません。
残り9日、そういう日に巡り会えることを祈りたいものです(^-^)
Posted by tetsu at 2010年05月10日 13:36
☆ MINIさん、こんにちは (^~^)/

以前は、あれこれとルアーを使っていましたが、
おっしゃるとおり、そう結果は変わらないものですよね。
最近は「○○の○○カラー」というところまで絞り込んでます。
出来る限り入手しやすい定番ルアー(=割引も多い)であることも意識しています。

アンリパファンとしては、
近々発売の「7degree」の「マットアユ」に注目しています(^-^)
Posted by tetsu at 2010年05月10日 13:37
☆ Tanさん、こんにちは (^~^)/

間違いなく、先々にも記憶に残る1日でした(^-^)

狩野川本流終了後、中津川ダム下でも
同じような気持ちになれればと思った次第(^^;

宮ヶ瀬ダムの放水は今のところ安定していますので
鮎解禁までこのままの状態であってくれることを願うばかりです。
Posted by tetsu at 2010年05月10日 13:39
☆ マイクさん、こんにちは (^~^)/

狩野川は本流といっても、大半はちょっと開けた里川で
いわゆる“本流”の雰囲気を感じられるのは大仁より下流ですからね。

昨年はここで良型を出せたのですが、今年はまったく気配すら感じられません。
それでも今年の釣行最終日には、やっぱり立ち寄りたいポイントです(^^;
Posted by tetsu at 2010年05月10日 13:41
☆ イチローさん、こんにちは (^~^)/

いや~、僅か4時間でサイズも揃って7尾とは、
私も経験したことがなく、思わず称賛です(^人^)

狩野川ってちょっとしたコンディションの変化で
今までどこにいたの?ってぐらいサカナが動くので
ポイントと時間のタイミング、本当に考えると奥深いものです。
Posted by tetsu at 2010年05月10日 13:43
 
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