2009年05月22日
2009 狩野川本流 私的総括
狩野川本流ルアー(&フライ)も、惜しむらく5/19(火)にて今季は終了。
今シーズンは、昨年の経験とデータを元に、尺越えの本流アマゴを目標に掲げ、
3/12~5/15の間、9回 (=昨年と同じ) の釣行を重ねた結果、
何とか目標を達成(=ジャスト30cmを1尾キャッチ)することが出来ました。

今年は、解禁当初から好調と言われていた狩野川でしたが、
私は尺越えを意識しすぎて、結果的にはそれほど数を伸ばせず、
特に4月は結構な苦戦を強いられました。
とはいえ、来年への課題と期待をそれぞれ残しながらも
自分としては、まずまずのシーズンであったかと思います。
とりあえず以下、2009年の総括。
前述の通り、今季は尺越え本流アマゴを目指し、中流域を中心に9回釣行。
うち6釣行で 19尾(昨年は13尾)のアマゴをキャッチ。




<釣行日別釣果> 合計19尾、3釣行はTNF(=The No Fish)
■ 5/15 … 2尾(慶大リハビリ前 29.0cm、松ヶ瀬吊り橋 30.0cm)
■ 5/13
■ 5/09 … 1尾(慶大リハビリ前)
■ 5/01 … 2尾(松ヶ瀬吊り橋 29.5cm、狩野川記念公園下)
■ 4/23
■ 4/04
■ 3/28 … 2尾(修善寺生コン下 27.0cm、カインズホーム下)
■ 3/21 … 2尾(狩野ドーム下、慶大リハビリ前)
■ 3/12 … 10尾(狩野ドーム下 9尾、松ヶ瀬吊り橋)
やはり、5月に入ってから一気に活性、サイズともに
平水時(=嵯峨沢橋の水位 1.23m 前後)の松ヶ瀬には良型が入っており、
バラシもあったので、もう少し数を伸ばせたと思います。
(STS-74Si 必須、4月は芦ノ湖に行けばよかった…)
また 3/12 以外は、0~2尾の貧果。
途中、初釣行となる大見川 (P
や入川場所確認など)や
狩野川本流の初めて入った場所で
少し時間を浪費したことが要因なのでやむなし。
来年は、もう少し効率よくポイントを回れるかと思います。
あと、5/5~5/8の
による増水を活かせなかったのも課題。
上流域の渕が良かったようなので、来年は逃さずにアプローチしたいです。
とはいえ、やはり昨年より良型が多かったのには満足しています。
全体的に銀毛の個体が多く、パーマークが鮮やかに残る良型は不発。
花魁アマゴ、ちょっと憧れです。
<ポイント 別釣果> 上流からポイント順に
■ 月ヶ瀬・慶大リハビリ前 … 3尾 (3/12、5/09、5/15 1尾)
■ 雲金・狩野ドーム下 … 10尾 (3/12 9尾、3/21 1尾)
■ 松ヶ瀬吊り橋 … 3尾 (3/12、4/29、5/15)
■ 瓜生野・カインズホーム下 … 1尾 (3/28 )
■ 瓜生野・修善寺生コン下 … 1尾 (3/28 )
■ 大仁・狩野川記念公園下 … 1尾 (4/29 )
数的には狩野ドーム下が一番多いのですが、
解禁後の成魚放流個体が、偶然にまとまっていたようです。
(4月以降は、全く釣れませんでした)
月ヶ瀬・慶大リハビリ前は、
昨年に比べ浅くなり、ポイントが減った印象。
とりあえず増水時と5月が狙い目ですね。
松ヶ瀬吊り橋は、3尾ながらバラシも同数以上。
ここは他のポイントより稚鮎が多いためか、
瀬の流芯や落ち込みに良型アマゴも入っており、
稚鮎が見られる様になったら、
ピンポイントでも1日1回は探るべきか。
修善寺橋~狩野川大橋は良さそうなのですが、
案外、ポイントが絞りにくく、また次々とアングラーが入るため
時間を労する割に効率はイマイチな感じがします。
出れば尺前後なのですが、う~ん悩みどころです。
狩野川大橋から下流域にも一度行ったのですが、
やはり戻りアマゴ(またはサツキマス)領域ですから
キャッチできる確率はかなり低く、時間と忍耐が必要。
ここはアングラーのプレッシャーがまだ比較的低い
解禁直後のほうがいいのではないかと推測。
来年は、まず下流域からスタートすることも要検討です。
大見川は大雑把に、入川ポイントを把握。
何度かルアーも投げてはみたもののノーフィッシュ。
狩野川本流に比べ、個人的にはあまり好みではありません。
(サイズも出るいい支流らしいのですが…)
小川橋の上流は、来年少しチェックしてみたいところです。
来シーズンはフライにもチャレンジしてみようと思います。
(宮ノ下渕など楽しみなポイントチェック済み)



<ロッド>
今シーズン使用したロッドは、以下の6本。
・ウエダ サーフェイストゥイッチャー STS-74Si
・ウエダ サーフェイストゥイッチャー STS-510Si
・ウエダ ストリームトゥイッチャー TS-62UL
・ウエダ トラウトスティンガー TTS-64Ti
・ウエダ ストリームスピン SS-62EXL
・アブ ディプロマット DCC-AL602
今季は、フックを出来る限り新しいものに交換し、
加えてラインテンションを維持するロッドワークを意識した結果、
STS-510Si の使い勝手が格段に向上。
バットパワーもあるので、良型が掛かっても優位性を保つことが出来、
このレングスが一番扱いやすいとも感じました。
また松ヶ瀬吊り橋周辺には、STS-74Si のレングスが必要。
(流芯に揉まれてバレる前に寄せるため)
ミッチェル409 用で投入した TS-62UL は、
アベレージ20~25cmを想定した時期、ポイントでいい感じ。
上流域でもっと使ってみたいロッドです。



昨年ベストかと思った SS-62EXL は、ほぼサブロッドに。
(嵯峨沢橋周辺の上流域では、まだ上位だとは思いますが…)
ベイトタックルも使ってみましたが、
目標達成(尺越えアマゴ)優先で一時封印。
ですが、別の河川で是非とも復活させたいと思っています。
TTS-64Ti は、どうもしっくりきません。
もう少ししなやかであればなぁ~と思うのです。
(=スーパースティンガーなのですが…)
<リール>
・ダイワ '07 セルテート ビンテージカスタム 2004
・ダイワ '07 ルビアス2506
・ミッチェル 409
・アブ アンバサダー1500C
ルビアス2506 は、どうもフォトジェニックでないところがイマイチ。
その分、ミッチェル409 をもう少し使いたかったです。
来シーズンに向け、09 コンプレックス の導入を検討してみたいです。
本流ミノーイングで 1500C は、ギア比的にちょっと忙しいですね。
スプーンのステディーリトリーブに活路を見出せればと考えています。
<ライン>
・VARIVAS スーパートラウトアドバンス サイトエディション 4lb
4lb+5lbフロロリーダー でまず問題ないのですが、仮に 5lb を使うなら
VARIVAS スーパートラウトアドバンス VEP の直結で十分。
(根掛かり対策には、5lb直結のほうがいいかも)
<リーダー>
・VARIVAS トラウト ショックリーダー フロロカーボン 5lb
・FAMELL フロロショックリーダー5lb
<ルアー>
・トラウトチューン7cm (LA、PA)
・シュガーミノーSG 70F (パールアユ)



5/01~5/19 に限れば、上記3つ(+αのアユカラー)で十分。
トラウトチューン7cmでは LA も今季は PA とほぼ互角に感じたものの、
さらにフラッシングが強い TA の手持ちがなく、試せなかったのがやや心残り。
また、7cmHWは、少し重すぎて使いにくく感じました。
アレキサンドラ63S は、手持ちのタックルでは
どうも上手くトゥイッチングできませんでした。
50HW のほうがキビキビとしてアピール力があるように感じます。
(ミヤベイワナがシーズン初期に有効でした)
■ 来季に向けてのルアー準備
・D-コンタクト63 (アユ)
・リッジ70F(若アユマジョーラバックなどのアユ系カラー)
・トラウトチューン55LL(AY、SO)
・スミス ピュア 7g
<フック>
今シーズン、フックに留意したことでバラシが減ったと実感しています。
がまかつのTGW 60BL(#5、#7) が今のところベストに思えます。

■ 2008 狩野川本流 回顧
今シーズンは、昨年の経験とデータを元に、尺越えの本流アマゴを目標に掲げ、
3/12~5/15の間、9回 (=昨年と同じ) の釣行を重ねた結果、
何とか目標を達成(=ジャスト30cmを1尾キャッチ)することが出来ました。

今年は、解禁当初から好調と言われていた狩野川でしたが、
私は尺越えを意識しすぎて、結果的にはそれほど数を伸ばせず、
特に4月は結構な苦戦を強いられました。
とはいえ、来年への課題と期待をそれぞれ残しながらも
自分としては、まずまずのシーズンであったかと思います。
とりあえず以下、2009年の総括。
前述の通り、今季は尺越え本流アマゴを目指し、中流域を中心に9回釣行。
うち6釣行で 19尾(昨年は13尾)のアマゴをキャッチ。




<釣行日別釣果> 合計19尾、3釣行はTNF(=The No Fish)
■ 5/15 … 2尾(慶大リハビリ前 29.0cm、松ヶ瀬吊り橋 30.0cm)
■ 5/13
■ 5/09 … 1尾(慶大リハビリ前)
■ 5/01 … 2尾(松ヶ瀬吊り橋 29.5cm、狩野川記念公園下)
■ 4/23
■ 4/04
■ 3/28 … 2尾(修善寺生コン下 27.0cm、カインズホーム下)
■ 3/21 … 2尾(狩野ドーム下、慶大リハビリ前)
■ 3/12 … 10尾(狩野ドーム下 9尾、松ヶ瀬吊り橋)
やはり、5月に入ってから一気に活性、サイズともに

平水時(=嵯峨沢橋の水位 1.23m 前後)の松ヶ瀬には良型が入っており、
バラシもあったので、もう少し数を伸ばせたと思います。
(STS-74Si 必須、4月は芦ノ湖に行けばよかった…)
また 3/12 以外は、0~2尾の貧果。
途中、初釣行となる大見川 (P

狩野川本流の初めて入った場所で
少し時間を浪費したことが要因なのでやむなし。
来年は、もう少し効率よくポイントを回れるかと思います。
あと、5/5~5/8の

上流域の渕が良かったようなので、来年は逃さずにアプローチしたいです。
とはいえ、やはり昨年より良型が多かったのには満足しています。
全体的に銀毛の個体が多く、パーマークが鮮やかに残る良型は不発。
花魁アマゴ、ちょっと憧れです。
<ポイント 別釣果> 上流からポイント順に
■ 月ヶ瀬・慶大リハビリ前 … 3尾 (3/12、5/09、5/15 1尾)
■ 雲金・狩野ドーム下 … 10尾 (3/12 9尾、3/21 1尾)
■ 松ヶ瀬吊り橋 … 3尾 (3/12、4/29、5/15)
■ 瓜生野・カインズホーム下 … 1尾 (3/28 )
■ 瓜生野・修善寺生コン下 … 1尾 (3/28 )
■ 大仁・狩野川記念公園下 … 1尾 (4/29 )
数的には狩野ドーム下が一番多いのですが、
解禁後の成魚放流個体が、偶然にまとまっていたようです。
(4月以降は、全く釣れませんでした)
月ヶ瀬・慶大リハビリ前は、
昨年に比べ浅くなり、ポイントが減った印象。
とりあえず増水時と5月が狙い目ですね。
松ヶ瀬吊り橋は、3尾ながらバラシも同数以上。
ここは他のポイントより稚鮎が多いためか、
瀬の流芯や落ち込みに良型アマゴも入っており、
稚鮎が見られる様になったら、
ピンポイントでも1日1回は探るべきか。
修善寺橋~狩野川大橋は良さそうなのですが、
案外、ポイントが絞りにくく、また次々とアングラーが入るため
時間を労する割に効率はイマイチな感じがします。
出れば尺前後なのですが、う~ん悩みどころです。
狩野川大橋から下流域にも一度行ったのですが、
やはり戻りアマゴ(またはサツキマス)領域ですから
キャッチできる確率はかなり低く、時間と忍耐が必要。
ここはアングラーのプレッシャーがまだ比較的低い
解禁直後のほうがいいのではないかと推測。
来年は、まず下流域からスタートすることも要検討です。
大見川は大雑把に、入川ポイントを把握。
何度かルアーも投げてはみたもののノーフィッシュ。
狩野川本流に比べ、個人的にはあまり好みではありません。
(サイズも出るいい支流らしいのですが…)
小川橋の上流は、来年少しチェックしてみたいところです。
来シーズンはフライにもチャレンジしてみようと思います。
(宮ノ下渕など楽しみなポイントチェック済み)



<ロッド>
今シーズン使用したロッドは、以下の6本。
・ウエダ サーフェイストゥイッチャー STS-74Si
・ウエダ サーフェイストゥイッチャー STS-510Si
・ウエダ ストリームトゥイッチャー TS-62UL
・ウエダ トラウトスティンガー TTS-64Ti
・ウエダ ストリームスピン SS-62EXL
・アブ ディプロマット DCC-AL602
今季は、フックを出来る限り新しいものに交換し、
加えてラインテンションを維持するロッドワークを意識した結果、
STS-510Si の使い勝手が格段に向上。
バットパワーもあるので、良型が掛かっても優位性を保つことが出来、
このレングスが一番扱いやすいとも感じました。
また松ヶ瀬吊り橋周辺には、STS-74Si のレングスが必要。
(流芯に揉まれてバレる前に寄せるため)
ミッチェル409 用で投入した TS-62UL は、
アベレージ20~25cmを想定した時期、ポイントでいい感じ。
上流域でもっと使ってみたいロッドです。



昨年ベストかと思った SS-62EXL は、ほぼサブロッドに。
(嵯峨沢橋周辺の上流域では、まだ上位だとは思いますが…)
ベイトタックルも使ってみましたが、
目標達成(尺越えアマゴ)優先で一時封印。
ですが、別の河川で是非とも復活させたいと思っています。
TTS-64Ti は、どうもしっくりきません。
もう少ししなやかであればなぁ~と思うのです。
(=スーパースティンガーなのですが…)
<リール>
・ダイワ '07 セルテート ビンテージカスタム 2004
・ダイワ '07 ルビアス2506
・ミッチェル 409
・アブ アンバサダー1500C
ルビアス2506 は、どうもフォトジェニックでないところがイマイチ。
その分、ミッチェル409 をもう少し使いたかったです。
来シーズンに向け、09 コンプレックス の導入を検討してみたいです。
本流ミノーイングで 1500C は、ギア比的にちょっと忙しいですね。
スプーンのステディーリトリーブに活路を見出せればと考えています。
<ライン>
・VARIVAS スーパートラウトアドバンス サイトエディション 4lb
4lb+5lbフロロリーダー でまず問題ないのですが、仮に 5lb を使うなら
VARIVAS スーパートラウトアドバンス VEP の直結で十分。
(根掛かり対策には、5lb直結のほうがいいかも)
<リーダー>
・VARIVAS トラウト ショックリーダー フロロカーボン 5lb
・FAMELL フロロショックリーダー5lb
<ルアー>
・トラウトチューン7cm (LA、PA)
・シュガーミノーSG 70F (パールアユ)



5/01~5/19 に限れば、上記3つ(+αのアユカラー)で十分。
トラウトチューン7cmでは LA も今季は PA とほぼ互角に感じたものの、
さらにフラッシングが強い TA の手持ちがなく、試せなかったのがやや心残り。
また、7cmHWは、少し重すぎて使いにくく感じました。
アレキサンドラ63S は、手持ちのタックルでは
どうも上手くトゥイッチングできませんでした。
50HW のほうがキビキビとしてアピール力があるように感じます。
(ミヤベイワナがシーズン初期に有効でした)
■ 来季に向けてのルアー準備
・D-コンタクト63 (アユ)
・リッジ70F(若アユマジョーラバックなどのアユ系カラー)
・トラウトチューン55LL(AY、SO)
・スミス ピュア 7g
<フック>
今シーズン、フックに留意したことでバラシが減ったと実感しています。
がまかつのTGW 60BL(#5、#7) が今のところベストに思えます。

■ 2008 狩野川本流 回顧
Posted by tetsu_copen04 at 00:30│Comments(2)
│Diary
この記事へのコメント
2009狩野川本流、お疲れさまでした。
私は自分でも書いているとおり、今シーズンは見切ってしまいましたが、tetsuさんの釣行をみるとプライドを刺激されます。
ただまたあの光景を見たいとは思いません、相性なんでしょうね。
昨シーズンそれなりに通った結果からいうと、本当にチャンスは限られていて、最大限の努力をしないと釣ることはできない、そしてそれを成し遂げたtetsuさんはすごいと思います。
また本流での好釣果を期待しています。
私は自分でも書いているとおり、今シーズンは見切ってしまいましたが、tetsuさんの釣行をみるとプライドを刺激されます。
ただまたあの光景を見たいとは思いません、相性なんでしょうね。
昨シーズンそれなりに通った結果からいうと、本当にチャンスは限られていて、最大限の努力をしないと釣ることはできない、そしてそれを成し遂げたtetsuさんはすごいと思います。
また本流での好釣果を期待しています。
Posted by curios at 2009年05月23日 18:30
☆ curiousさん、こんばんは (^~^)/
いや~、結果オーライというか紙一重ですよ、ホントに(^^;
>本当にチャンスは限られていて
嵌れば、あっさりと簡単に釣れる印象ですが、
現実的には裏目に出ることのほうが多く、
その都度、どっぷりと疲れます。
でも私のスタイルや条件に一番マッチした好きな川ゆえに
ただそれだけで通っている感じがします。
確かに相性なのかもしれませんね(^_^)
いや~、結果オーライというか紙一重ですよ、ホントに(^^;
>本当にチャンスは限られていて
嵌れば、あっさりと簡単に釣れる印象ですが、
現実的には裏目に出ることのほうが多く、
その都度、どっぷりと疲れます。
でも私のスタイルや条件に一番マッチした好きな川ゆえに
ただそれだけで通っている感じがします。
確かに相性なのかもしれませんね(^_^)
Posted by tetsu at 2009年05月24日 01:14