2008年05月21日
2008 狩野川本流 回顧
年初から期待(と話題)が大きかった
狩野川本流のルアー解禁初年度。
3/08~5/17の約2ヶ月半の間に
何だかんだで 9回 の釣行を重ねてしまいました
(って、ほぼ毎週ですね
)
残念ながら、目標の30cmオーバー本流アマゴを
獲る(撮る)ことは出来ませんでしたが、全てが私なりに、充実した釣行。
決してよく釣れるとは言いがたいのですが、
それでも 相模川、酒匂川本流 に比べての放流量の多さ、
ポイントのバリエーションやアクセス・入川・遡行の容易さなどを考慮すると
やっぱりルアーに開放されたということは、大変貴重だと思っています。
記憶が薄れないうちに総括。
今シーズンは、狩野川本流の上流域 中心の釣行となりました。
うち5釣行で、アマゴ13尾をキャッチ。 (残りの4釣行は、ノーフィッシュ
)



これだけ通って13尾って少なっ
ただ、最初のうちは、
Pポイント探しばかりでしたし、
ようやくPポイントを見つけて入川できたと思ったら、
今度は、相当数のバラシ(しかも良型を含む)を演じていますので、
現実的には、この倍は獲れたんじゃないかと思います。
(それでも少ないと思えば、別ですが…)
<ポイント>
主なポイント別の釣果は以下のとおりです。

■ 西平橋
┣ 1尾 (3/29 1尾)
■ 嵯峨沢橋
┣ 4尾 (4/05 1尾 4/15 3尾)
■ 田沢橋
┣ 1尾 (4/15 1尾)
■ 矢熊橋
┣ 5尾 (4/05 1尾、4/29 2尾、5/09 2尾)
■ 雲金橋
┣ 2尾 (4/29 1尾、5/09 1尾)
■ 宮田橋
あくまでも 釣果=好ポイント ではないものの、バラシの数なども考慮すると、
嵯峨沢橋~田沢橋 がもっとも手堅いエリアだったかと。
個人的にお気に入りなのは、雲金橋~宮田橋。
幻の30cmアップ本流アマゴ が出たのもここで、
流れもそこそこ重く、程よい水深のある瀬が続き、
底石や流芯を意識しながら、どこにルアーをトレースするか、
ゲームキャスティングが存分に楽しめます。
(但し、根掛かりも多い…)
また、中流域ですが、大仁橋~修善寺生コン。
ここの堤防側は、粘れば型は出そうですが、
良型をバラさずにどうやって取り込むか、そこが一番の課題に感じます。
生コン側からのウェーディングでは、
平水時でもポイントまで、あとちょっとが届かない印象です。
あと今年は一度も行かなかった支流の大見川。
こちらのほうが良型の数が出ている印象なので、来年が楽しみです。
1日での最高釣果は4尾。
狩野川本流をルアーで1日10尾以上出すのは、
バラシを無くさない限り、相当難しいレベルではないかと。
あと、4月の稚鮎遡上・放流が始まった頃から、急に活性も上向き始めた印象で、
来年は、4月中旬以降に集中的に釣行しようと目論んでいます。
<ロッド>
今シーズン使用したロッドは、以下の5本。



・ウエダ サーフェイストゥイッチャー STS-74Si
・ウエダ トラウトスティンガー TTS-64Ti
・ウエダ ストリームスピン SS-62EXL
・ウエダ サーフェイストゥイッチャー STS-510Si
・ウエダ ストリームスピン SS-52EXL
5'2"ft から 7'4"ft まで、いろいろなレングスを使ってみましたが
本流とはいえ、アベレージサイズが、20cm前後なので
パワーより繊細さ優先のロッド選択がいいと思います。
(あとバラシ対策も
)
この中で一番しっくりきたのは、ストリームスピン SS-62EXL
本流といっても上流域は、それほど川幅もなく、
むしろ数少ないセンシティブなバイトを着実に獲るには、
ストリームスピンの圧倒的な食い込みとノリの良さが最適だと思います。
サーフェイストゥイッチャー STS-510Si の高感度もいいのですが、
とにかくバラシが多く、扱いが難しいと感じました。
また中流域だと サーフェイストゥイッチャー STS-74Si がベスト。
(折れちゃいましたが
)
但し、トラウトスティンガー TSS-77Ti という選択肢もありかもしれません。
特に大仁橋周辺で、
の後など水位が高いときの押しの強い流れの中、
遠投力と一気に勝負をつけるパワーが必要なときには有効ではないかと。
※ あくまでも私が所有するロッド内でのセレクトです。
<リール>
・ダイワ '07 セルテート ビンテージカスタム 2004
・ダイワ '07 ルビアス2506
リトリーブスピードの観点から、
やはり 07ルビアス2506 のほうが使いやすいですね。
(セルテート フィネスカスタム2506、ちょっと気になってます…)
<ライン>

VARIVAS スーパートラウトアドバンス サイトエディション 5lb
上流域でしたら 4lb でも十分かと思いますが、
上~中流域を広くチェックするのであれば、5lb のほうが
万が一の大物(や根掛かり
)のときに安心かと思います。
<リーダー>

シーガー グランドマックス 1.2号
ナイロン直結でもいいと思いますが、
私は高視認ラインを使いますのでフロロリーダーを使用。
来年は、VARIVAS トラウトショックリーダー 5lb かな…。
<ルアー>
正直なところ、解禁直後は、どのルアーがいいかはよくわかりません。
私は、アレキサンドラ50S を多用しましたが、
これじゃなきゃ釣れないというほどのアドバンテージはないと思います。

ジャクソン トラウトチューン 7cm (PA)
但し、稚鮎の遡上・放流が始まった4月中旬以降は、
ほとんどがこの トラウトチューン7cm。
カラーは、PA(パールアユ) のみで十分です。

他にも釣れるルアーはあるかと思いますが、
明らかに反応がいいと感じられました。
活性が高ければ、まずチェイスはあると思います。
※ あとは思い出したら、ちょこちょこ追記しときます。
狩野川本流のルアー解禁初年度。
3/08~5/17の約2ヶ月半の間に
何だかんだで 9回 の釣行を重ねてしまいました

(って、ほぼ毎週ですね

残念ながら、目標の30cmオーバー本流アマゴを
獲る(撮る)ことは出来ませんでしたが、全てが私なりに、充実した釣行。
決してよく釣れるとは言いがたいのですが、
それでも 相模川、酒匂川本流 に比べての放流量の多さ、
ポイントのバリエーションやアクセス・入川・遡行の容易さなどを考慮すると
やっぱりルアーに開放されたということは、大変貴重だと思っています。
記憶が薄れないうちに総括。
今シーズンは、狩野川本流の上流域 中心の釣行となりました。
うち5釣行で、アマゴ13尾をキャッチ。 (残りの4釣行は、ノーフィッシュ




これだけ通って13尾って少なっ

ただ、最初のうちは、

ようやくPポイントを見つけて入川できたと思ったら、
今度は、相当数のバラシ(しかも良型を含む)を演じていますので、
現実的には、この倍は獲れたんじゃないかと思います。
(それでも少ないと思えば、別ですが…)
<ポイント>
主なポイント別の釣果は以下のとおりです。

■ 西平橋
┣ 1尾 (3/29 1尾)
■ 嵯峨沢橋
┣ 4尾 (4/05 1尾 4/15 3尾)
■ 田沢橋
┣ 1尾 (4/15 1尾)
■ 矢熊橋
┣ 5尾 (4/05 1尾、4/29 2尾、5/09 2尾)
■ 雲金橋
┣ 2尾 (4/29 1尾、5/09 1尾)
■ 宮田橋
あくまでも 釣果=好ポイント ではないものの、バラシの数なども考慮すると、
嵯峨沢橋~田沢橋 がもっとも手堅いエリアだったかと。
個人的にお気に入りなのは、雲金橋~宮田橋。
幻の30cmアップ本流アマゴ が出たのもここで、
流れもそこそこ重く、程よい水深のある瀬が続き、
底石や流芯を意識しながら、どこにルアーをトレースするか、
ゲームキャスティングが存分に楽しめます。
(但し、根掛かりも多い…)
また、中流域ですが、大仁橋~修善寺生コン。
ここの堤防側は、粘れば型は出そうですが、
良型をバラさずにどうやって取り込むか、そこが一番の課題に感じます。
生コン側からのウェーディングでは、
平水時でもポイントまで、あとちょっとが届かない印象です。
あと今年は一度も行かなかった支流の大見川。
こちらのほうが良型の数が出ている印象なので、来年が楽しみです。
1日での最高釣果は4尾。
狩野川本流をルアーで1日10尾以上出すのは、
バラシを無くさない限り、相当難しいレベルではないかと。
あと、4月の稚鮎遡上・放流が始まった頃から、急に活性も上向き始めた印象で、
来年は、4月中旬以降に集中的に釣行しようと目論んでいます。
<ロッド>
今シーズン使用したロッドは、以下の5本。



・ウエダ サーフェイストゥイッチャー STS-74Si
・ウエダ トラウトスティンガー TTS-64Ti
・ウエダ ストリームスピン SS-62EXL
・ウエダ サーフェイストゥイッチャー STS-510Si
・ウエダ ストリームスピン SS-52EXL
5'2"ft から 7'4"ft まで、いろいろなレングスを使ってみましたが
本流とはいえ、アベレージサイズが、20cm前後なので
パワーより繊細さ優先のロッド選択がいいと思います。
(あとバラシ対策も

この中で一番しっくりきたのは、ストリームスピン SS-62EXL
本流といっても上流域は、それほど川幅もなく、
むしろ数少ないセンシティブなバイトを着実に獲るには、
ストリームスピンの圧倒的な食い込みとノリの良さが最適だと思います。
サーフェイストゥイッチャー STS-510Si の高感度もいいのですが、
とにかくバラシが多く、扱いが難しいと感じました。
また中流域だと サーフェイストゥイッチャー STS-74Si がベスト。
(折れちゃいましたが

但し、トラウトスティンガー TSS-77Ti という選択肢もありかもしれません。
特に大仁橋周辺で、

遠投力と一気に勝負をつけるパワーが必要なときには有効ではないかと。
※ あくまでも私が所有するロッド内でのセレクトです。
<リール>
・ダイワ '07 セルテート ビンテージカスタム 2004
・ダイワ '07 ルビアス2506
リトリーブスピードの観点から、
やはり 07ルビアス2506 のほうが使いやすいですね。
(セルテート フィネスカスタム2506、ちょっと気になってます…)
<ライン>

VARIVAS スーパートラウトアドバンス サイトエディション 5lb
上流域でしたら 4lb でも十分かと思いますが、
上~中流域を広くチェックするのであれば、5lb のほうが
万が一の大物(や根掛かり

<リーダー>

シーガー グランドマックス 1.2号
ナイロン直結でもいいと思いますが、
私は高視認ラインを使いますのでフロロリーダーを使用。
来年は、VARIVAS トラウトショックリーダー 5lb かな…。
<ルアー>
正直なところ、解禁直後は、どのルアーがいいかはよくわかりません。
私は、アレキサンドラ50S を多用しましたが、
これじゃなきゃ釣れないというほどのアドバンテージはないと思います。

ジャクソン トラウトチューン 7cm (PA)
但し、稚鮎の遡上・放流が始まった4月中旬以降は、
ほとんどがこの トラウトチューン7cm。
カラーは、PA(パールアユ) のみで十分です。

他にも釣れるルアーはあるかと思いますが、
明らかに反応がいいと感じられました。
活性が高ければ、まずチェイスはあると思います。
※ あとは思い出したら、ちょこちょこ追記しときます。
Posted by tetsu_copen04 at 13:00│Comments(2)
│Diary
この記事へのコメント
こんにちは
2008狩野川本流の総括興味深く読ませて頂きました。
私も日曜日に今シーズン最後の狩野川本流釣行に行ってきましたが、結果は「ボ」でしたが、神島橋付近に入り、愛竿SSS-72Siにふさわしい本流らしい本流の釣りを味わい満足して終了としました。同行者が60オーバーのニゴイを2キャッチしたので、魚に詳しい釣友に聞くと稚鮎が遡上するとニゴイも鮎を追って瀬に入るとの事でしたのでこれもありの様です。
私の方はまた時間が有る時に狩野川本流の総括を書こうかと思いますが、密漁でもしないかぎりは狩野川本流は出来ませんから、これからはホームの河津川下流域の希少サツキマスを狙いつつ河津川支流と狩野川支流に通うように成ると思います。
興味がわいたら河津川にも遊びに来て下さい。機会が有ればご一緒させて頂ければと思います。
2008狩野川本流の総括興味深く読ませて頂きました。
私も日曜日に今シーズン最後の狩野川本流釣行に行ってきましたが、結果は「ボ」でしたが、神島橋付近に入り、愛竿SSS-72Siにふさわしい本流らしい本流の釣りを味わい満足して終了としました。同行者が60オーバーのニゴイを2キャッチしたので、魚に詳しい釣友に聞くと稚鮎が遡上するとニゴイも鮎を追って瀬に入るとの事でしたのでこれもありの様です。
私の方はまた時間が有る時に狩野川本流の総括を書こうかと思いますが、密漁でもしないかぎりは狩野川本流は出来ませんから、これからはホームの河津川下流域の希少サツキマスを狙いつつ河津川支流と狩野川支流に通うように成ると思います。
興味がわいたら河津川にも遊びに来て下さい。機会が有ればご一緒させて頂ければと思います。
Posted by 部隊長 at 2008年05月21日 14:30
☆ 部隊長さん、こんばんは (^~^)/
最終釣行、お疲れ様でした。
あっという間の狩野川本流期間でしたね。
私も最後は大仁の城山下に入りました。
ここなら…という雰囲気たっぷりでしたが、
肝心のサツキマスってどのくらい遡上しているんでしょうかね?
少し落ち着いたら、せっかく狩野川の年券があるんで、
泣き尺アマゴ狙いで、支流にも行ってみたいと思っています。
>機会が有ればご一緒させて頂ければと思います。
狩野川支流にご釣行の際には是非!(^o^)/
最終釣行、お疲れ様でした。
あっという間の狩野川本流期間でしたね。
私も最後は大仁の城山下に入りました。
ここなら…という雰囲気たっぷりでしたが、
肝心のサツキマスってどのくらい遡上しているんでしょうかね?
少し落ち着いたら、せっかく狩野川の年券があるんで、
泣き尺アマゴ狙いで、支流にも行ってみたいと思っています。
>機会が有ればご一緒させて頂ければと思います。
狩野川支流にご釣行の際には是非!(^o^)/
Posted by tetsu at 2008年05月22日 00:19