2008年09月12日
08/09/10 大見川(梅木取水堰上流域)
中津川本流は
から一般道で1時間弱と
アクセスには、理想的な本流なのですが、
如何せん、この時期は“鮎師”との共存エリアだけに、
やはりポイントと時間にどうしても制約がある
ということで、ここは見聞も兼ねて、
せっかく“年券”のある狩野川支流の大見川上流域へ
(ここなら泣き尺レベルの良型アマゴの可能性もあるし…)
5/20以降(~9/30)の大見川のレギュレーションでは、
梅木発電所取水口より上流がアマゴ釣り可能なエリア。
まずは、ここから徐々に上流へアプローチすることに。
現地に着いたのは、7:00過ぎ頃。
といっても初めての場所で全然、土地勘がないので、
まずは
P と入川可能な場所のチェック。
車窓からは、なかなか
良さそうな川と思いきや、
降りてみると、両岸ともコンクリート護岸で、
川辺までも微妙に高く(5~6mぐらい)
飛び降りるのは、さすがにちょっと無理
しかも、この時季ですから葦などの草がぼうぼうです

とりあえず、新橋 (後述のMAP参照) のチョイ上流に
梯子が設置してあったので、そこからスタート。
(よく探さないと見つかりませんよ…)
水温は、16℃ぐらい。 ちょうどいいんじゃないでしょうか。
開始から数投目に小型のチェイス。
程なくして、最初の1尾をキャッチしたものの
15cmにも満たない小さなアマゴ。
(稚魚放流されたものが、少しだけ大きくなった感じ)
せめて、もうあと5cm大きければ…。
このあと、50mぐらいの間で、同じようなサイズを数尾追加。
で、さらに上流へ移動しようと思うのですが、
葦が凄いことになっている上に、
葦際も膝上ぐらいの深さがあって遡行は大変そう。
(この日に限っては、ウェットゲーター ではちょっと冷たい)
仕方なく一旦、護岸の上に上がり、道路沿いに歩きながら、
調査を兼ねて、入川ポイント(階段とか梯子)を探します。


新橋 を基点に左岸沿いの道路を上流方向に進み、
そのまま道なりで 宮上橋 を渡った後、二叉路を地蔵堂川方向へ。
戸倉野橋 で地蔵堂川を渡り、押切橋 で菅引川を渡って左折。
ここで遡上を終了し、地蔵堂川を右岸沿いに下る。
で、再度大見川に出合、そのままスタートの 新橋 まで
時々、釣りをしながら
約4時間弱 …。
(後述のMAPと画像をご参照ください)
ノーフィッシュ。
私が見つけた限り、降りられた場所は全部で5箇所。
但し、一番いいと思った場所には、何と先客(鮎師)が…。
そのほかは、降りたもののその上下は葦で遡行不可でした。
(葦際は深く、また流れも速いのてウェーディングは危なそう)
新橋 から200mぐらい上流付近。

このあたりの川幅は、5mぐらいですが、
これでも結構深く、良型も潜んで居そうな雰囲気。
水中には日中、身を隠すのに適した岩も、多く点在しています。
(それに葦の下には、何と護岸ブロックまであるんですよ)
こんな教科書どおりのポイントで、チェイスすらないんですから、
居ないのか、ハイプレッシャーでスレスレとしかいいようがありません。
(この日はちょっと
良すぎましたが…)
で、結局は最初の場所に戻って、ちびアマゴを2尾…。
さすがにちょっとへこみ気味で、あと1箇所ぐらいの気分。
梅木橋 から冷川出合付近に入ります。

ここならアベレージの型が1尾ぐらいは出るでしょうと思いきや、
流芯、落ち込み付近では、ノーバイト・ノーチェイスの完封。
で、Gijie 08/09号 (No115) にも載っているように、
葦際をダウンでリフトアンドフォールのようにトゥイッチ…。
一里一チビ

この日の“マキシマム”サイズです
4~5月に狩野川本流でアマゴを釣ったイメージだと
このポイントも雰囲気は十分で、
15~20cmのサイズは間違いなく居るはず。
私としては、こういう生活感のあるのどかな里川が一番好きで
もう少し近くならなぁ~と思うぐらいの場所。
やっぱり出水後とか、朝・夕マズメ時のみかなぁ~と思いつつも
想像以上のタフコンと、エントリー・遡行の大変さに
リベンジしたい気持ちが微妙に屈折しています
< 大見川上流域 MAP >

■ 各箇所の名称は、私が勝手に付けたものです




① 冷川出合 ② 冷川出合上流 ③ 村田組カーブ ④ 新橋上流




⑤ 新橋下流 ⑥ 流れ込み上流 ⑦ エスエルシー下流 ⑧ エスエルシー上流
新橋から地蔵堂川出合までの辺りが一番いい雰囲気なのですが、
まったくもって“ノー感じ”でした




⑨ 地蔵堂川出合 ⑩ 押切橋下流(菅引川出合) ⑪ 押切橋上流 ⑫ にわとりアイランド
にわとりアイランドの堰堤落ち込みで、この日唯一の良型チェイス。
しかし、二度目はありませんでした

<ロッド>
・ウエダ ストリームスピン SS-62EXL
大見川上流域は思っていた以上に川幅が狭く、
ルアーをトレースする区間が短いため、
その間に出来るだけトゥイッチのキレをつけるには
もう少し張りのあるロッドのほうが使いやすそう。
次回は、STS-510Si を使ってみようと思います。
<リール>
・ダイワ '07 セルテート ビンテージカスタム 2004
やっぱり 07ルビアス2506 よりも巻きの滑らかさがワンランク上です。
ただ、それでもアップストリームだと忙しい。
これでハイギアなら理想的なんですが…。
<ライン>
VARIVAS スーパートラウトアドバンス サイトエディション 4lb
<リーダー>
シーガー グランドマックス 1.2号
<ルアー>
・ トラウトチューン 55 HW (YA、RY)
・ アレキサンドラ 50S (ミヤベイワナ、パールチャートヤマメ、ゴールドチャートヤマメ)
お昼周りの時間帯だからか、激シブでしたので、
ボトム狙いにスプーン(5g)も使ってみましたが、ノー感じ。
この日、先行者は居なかったように思えますが、
場所柄、やはりスレているようです
こうなるとヘビーウエイト系ミノーかなぁ~と思うものの、
思い描いているのは、アレキサンドラ50 S2 というより、
カラー的によりナチュラルな、Dコンタクト というイメージです。


如何せん、この時期は“鮎師”との共存エリアだけに、
やはりポイントと時間にどうしても制約がある

ということで、ここは見聞も兼ねて、
せっかく“年券”のある狩野川支流の大見川上流域へ

(ここなら泣き尺レベルの良型アマゴの可能性もあるし…)
5/20以降(~9/30)の大見川のレギュレーションでは、
梅木発電所取水口より上流がアマゴ釣り可能なエリア。
まずは、ここから徐々に上流へアプローチすることに。
現地に着いたのは、7:00過ぎ頃。
といっても初めての場所で全然、土地勘がないので、
まずは

車窓からは、なかなか

降りてみると、両岸ともコンクリート護岸で、
川辺までも微妙に高く(5~6mぐらい)
飛び降りるのは、さすがにちょっと無理

しかも、この時季ですから葦などの草がぼうぼうです


とりあえず、新橋 (後述のMAP参照) のチョイ上流に
梯子が設置してあったので、そこからスタート。
(よく探さないと見つかりませんよ…)

開始から数投目に小型のチェイス。
程なくして、最初の1尾をキャッチしたものの
15cmにも満たない小さなアマゴ。
(稚魚放流されたものが、少しだけ大きくなった感じ)

このあと、50mぐらいの間で、同じようなサイズを数尾追加。
で、さらに上流へ移動しようと思うのですが、
葦が凄いことになっている上に、
葦際も膝上ぐらいの深さがあって遡行は大変そう。
(この日に限っては、ウェットゲーター ではちょっと冷たい)
仕方なく一旦、護岸の上に上がり、道路沿いに歩きながら、
調査を兼ねて、入川ポイント(階段とか梯子)を探します。




新橋 を基点に左岸沿いの道路を上流方向に進み、
そのまま道なりで 宮上橋 を渡った後、二叉路を地蔵堂川方向へ。
戸倉野橋 で地蔵堂川を渡り、押切橋 で菅引川を渡って左折。
ここで遡上を終了し、地蔵堂川を右岸沿いに下る。
で、再度大見川に出合、そのままスタートの 新橋 まで
時々、釣りをしながら

(後述のMAPと画像をご参照ください)

私が見つけた限り、降りられた場所は全部で5箇所。
但し、一番いいと思った場所には、何と先客(鮎師)が…。
そのほかは、降りたもののその上下は葦で遡行不可でした。
(葦際は深く、また流れも速いのてウェーディングは危なそう)
新橋 から200mぐらい上流付近。

このあたりの川幅は、5mぐらいですが、
これでも結構深く、良型も潜んで居そうな雰囲気。
水中には日中、身を隠すのに適した岩も、多く点在しています。
(それに葦の下には、何と護岸ブロックまであるんですよ)
こんな教科書どおりのポイントで、チェイスすらないんですから、
居ないのか、ハイプレッシャーでスレスレとしかいいようがありません。
(この日はちょっと

で、結局は最初の場所に戻って、ちびアマゴを2尾…。
さすがにちょっとへこみ気味で、あと1箇所ぐらいの気分。
梅木橋 から冷川出合付近に入ります。

ここならアベレージの型が1尾ぐらいは出るでしょうと思いきや、
流芯、落ち込み付近では、ノーバイト・ノーチェイスの完封。
で、Gijie 08/09号 (No115) にも載っているように、
葦際をダウンでリフトアンドフォールのようにトゥイッチ…。
一里一チビ


この日の“マキシマム”サイズです

4~5月に狩野川本流でアマゴを釣ったイメージだと
このポイントも雰囲気は十分で、
15~20cmのサイズは間違いなく居るはず。
私としては、こういう生活感のあるのどかな里川が一番好きで
もう少し近くならなぁ~と思うぐらいの場所。
やっぱり出水後とか、朝・夕マズメ時のみかなぁ~と思いつつも
想像以上のタフコンと、エントリー・遡行の大変さに
リベンジしたい気持ちが微妙に屈折しています

< 大見川上流域 MAP >

■ 各箇所の名称は、私が勝手に付けたものです





① 冷川出合 ② 冷川出合上流 ③ 村田組カーブ ④ 新橋上流




⑤ 新橋下流 ⑥ 流れ込み上流 ⑦ エスエルシー下流 ⑧ エスエルシー上流
新橋から地蔵堂川出合までの辺りが一番いい雰囲気なのですが、
まったくもって“ノー感じ”でした





⑨ 地蔵堂川出合 ⑩ 押切橋下流(菅引川出合) ⑪ 押切橋上流 ⑫ にわとりアイランド
にわとりアイランドの堰堤落ち込みで、この日唯一の良型チェイス。
しかし、二度目はありませんでした


<ロッド>
・ウエダ ストリームスピン SS-62EXL
大見川上流域は思っていた以上に川幅が狭く、
ルアーをトレースする区間が短いため、
その間に出来るだけトゥイッチのキレをつけるには
もう少し張りのあるロッドのほうが使いやすそう。
次回は、STS-510Si を使ってみようと思います。
<リール>
・ダイワ '07 セルテート ビンテージカスタム 2004
やっぱり 07ルビアス2506 よりも巻きの滑らかさがワンランク上です。
ただ、それでもアップストリームだと忙しい。
これでハイギアなら理想的なんですが…。
<ライン>
VARIVAS スーパートラウトアドバンス サイトエディション 4lb
<リーダー>
シーガー グランドマックス 1.2号
<ルアー>
・ トラウトチューン 55 HW (YA、RY)
・ アレキサンドラ 50S (ミヤベイワナ、パールチャートヤマメ、ゴールドチャートヤマメ)
お昼周りの時間帯だからか、激シブでしたので、
ボトム狙いにスプーン(5g)も使ってみましたが、ノー感じ。
この日、先行者は居なかったように思えますが、
場所柄、やはりスレているようです

こうなるとヘビーウエイト系ミノーかなぁ~と思うものの、
思い描いているのは、アレキサンドラ50 S2 というより、
カラー的によりナチュラルな、Dコンタクト というイメージです。
Posted by tetsu_copen04 at 22:00│Comments(4)
│釣行記 2008
この記事へのコメント
こんばんは。
綺麗なアマゴ(ヤマメ?)ちゃんですね。
しばらく渓流釣りから遠ざかった今、羨ましいと記事を読ませて頂いてます。
来年こそは、地元近くの渓流散策をしたいもんです。
葦をかきわけポイントへ…懐かしい感じです(^^)
綺麗なアマゴ(ヤマメ?)ちゃんですね。
しばらく渓流釣りから遠ざかった今、羨ましいと記事を読ませて頂いてます。
来年こそは、地元近くの渓流散策をしたいもんです。
葦をかきわけポイントへ…懐かしい感じです(^^)
Posted by むぅ at 2008年09月12日 22:28
ご無沙汰しております。
久しぶりに伊豆に来られたのですね。苦戦の状況、手に取る様にな感じで何ともです。本文中の「新橋 から200mぐらい上流付近。」は私も良いポイント思い何回もチャレンジしていますが難解でまだ25㎝位のが1回チェイスしてきたのを確認したのみです。むしろ直ぐ上流の落差工の直ぐ上が何とか結果を出せた位で、大見川のこのエリアは何回かやってみて全般に「何時行っても激シブ。」な感じを持っています。
大見川の水系では菅引川の中・上流域と冷川の中・上流域が良い感じに思います。稚魚の姿を見るのはこの2川の上流域だけなので大見川水系の種沢に成っているのではと感じています。
明日の日曜日に同じエリアに入ろうと考えていましたが、この感じでは私の腕では到底太刀打ちできそうも無いのと、どうせなら別のエリアの状況をエントリーした方が良いと思うのでこれから何処に入るか考え直そうかと思います。
産卵を控えたヤマメやアマゴは源流域に近い所まで遡上する習性が有るようですから秋は上流を狙うのが良いかなと思いつつ明日の日曜は狩野川水系の上流域の何処かに入る予定でいます。
久しぶりに伊豆に来られたのですね。苦戦の状況、手に取る様にな感じで何ともです。本文中の「新橋 から200mぐらい上流付近。」は私も良いポイント思い何回もチャレンジしていますが難解でまだ25㎝位のが1回チェイスしてきたのを確認したのみです。むしろ直ぐ上流の落差工の直ぐ上が何とか結果を出せた位で、大見川のこのエリアは何回かやってみて全般に「何時行っても激シブ。」な感じを持っています。
大見川の水系では菅引川の中・上流域と冷川の中・上流域が良い感じに思います。稚魚の姿を見るのはこの2川の上流域だけなので大見川水系の種沢に成っているのではと感じています。
明日の日曜日に同じエリアに入ろうと考えていましたが、この感じでは私の腕では到底太刀打ちできそうも無いのと、どうせなら別のエリアの状況をエントリーした方が良いと思うのでこれから何処に入るか考え直そうかと思います。
産卵を控えたヤマメやアマゴは源流域に近い所まで遡上する習性が有るようですから秋は上流を狙うのが良いかなと思いつつ明日の日曜は狩野川水系の上流域の何処かに入る予定でいます。
Posted by 部隊長 at 2008年09月13日 08:09
最近この辺には行っていませんが、冷川の合流あたりはかなり人が多いようです。
私が小さいながらも7月に顔を見たのは大見川のもっと上流でした。
田んぼの中のボサ川区間でした。
年券問題はいろんな声が上がっていますが、来年はせめて遡上系があがってくるまでやらせてほしいですね。
私が小さいながらも7月に顔を見たのは大見川のもっと上流でした。
田んぼの中のボサ川区間でした。
年券問題はいろんな声が上がっていますが、来年はせめて遡上系があがってくるまでやらせてほしいですね。
Posted by I氏 at 2008年09月13日 16:56
☆ むぅさん、こんばんは (^~^)/
葦でも地面を這うように群生している奴が厄介で、
何度も引っかかって転びそうになりましたよ。
(いや、実は1回こけて半沈し、かなり濡れました…)
いやはや、足腰が弱っています(-_-:
☆ 部隊長さん、こんばんは (^~^)/
狩野川での春先の渋さを鑑みれば、
このくらいのことは容易に想定できたのかもしれませんが、
それでも平日なんだし、1匹ぐらいはねぇ~という気持ちです。
型狙いというのもあったので大見川に行きましたが、
やっぱり吉奈・持越川にしとけばよかったかなぁ~と後悔気味です。
シーズン終了までにあと1回は、狩野川支流に行こうと思っていますので、
釣果情報、期待しております!
☆ I氏さん、こんばんは (^~^)/
ここは見るからに1級ポイントですし、
獣道ならぬ“釣り人道”もしっかりとありますからね…。
おっしゃるとおり、来年は年券買おうか、考えちゃいます。
確か昨年の大見川は、狩野川出合までOKでしたよね。
それであれば、年券も少しは魅力あるんですが…。
葦でも地面を這うように群生している奴が厄介で、
何度も引っかかって転びそうになりましたよ。
(いや、実は1回こけて半沈し、かなり濡れました…)
いやはや、足腰が弱っています(-_-:
☆ 部隊長さん、こんばんは (^~^)/
狩野川での春先の渋さを鑑みれば、
このくらいのことは容易に想定できたのかもしれませんが、
それでも平日なんだし、1匹ぐらいはねぇ~という気持ちです。
型狙いというのもあったので大見川に行きましたが、
やっぱり吉奈・持越川にしとけばよかったかなぁ~と後悔気味です。
シーズン終了までにあと1回は、狩野川支流に行こうと思っていますので、
釣果情報、期待しております!
☆ I氏さん、こんばんは (^~^)/
ここは見るからに1級ポイントですし、
獣道ならぬ“釣り人道”もしっかりとありますからね…。
おっしゃるとおり、来年は年券買おうか、考えちゃいます。
確か昨年の大見川は、狩野川出合までOKでしたよね。
それであれば、年券も少しは魅力あるんですが…。
Posted by tetsu at 2008年09月13日 19:31