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2012年09月25日

12/09/23 九頭竜川

今シーズンの締め括り、本流ルアーでの初遠征は、北陸・福井。
そして本流ルアーマンなら一度は訪れてみたい川のひとつ、
サクラマスの聖地九頭竜川 です。

といってもいわゆる サクラマスのシーズン は、
今の時期、既に終了(2/1~5/31)しています。

一方、サクラマスと並んで鮎釣りも盛んな川でもあり、
そういう面では伊豆・狩野川水系と同じように
九頭竜川支流だったり九頭竜川本流でも上流域では
9/30まで「あまご、いわな、やまめ」釣りは可能なのです。
(地元ではやはり鮎釣りの方が圧倒的に盛ん…)

一方、私にとって「福井」は第二の故郷のような場所でもあります。
(両親が福井出身で子供の頃、夏休みの帰省などで度々、訪れたので…)

釣りだけが目的であれば別の選択肢もありますが、
何より最初の遠征ですから福井の川、そしてそのシンボル「九頭竜川」で… サカナ

福井には9/21到着、翌日9/22は川の下見や情報収集、また墓参などでほぼ終日を費やし、
釣行は9/23というスケジュールです。



今回目指した場所は、サクラマスのポイントよりも上流の
勝山市漁協 管轄の九頭竜川本流域
ターゲットはサクラマスというより本流アマゴ(ヤマメ)。
といっても「本流」ですから闇雲にロッドを振ってもだめなことぐらい
これまでの狩野川釣行で十分なくらい経験しています。

前日の情報収集では、9/18に大雨が降って釣りが出来ないレベルまで急増水し、
その後、平水に戻って2日後に今釣行で目論んでいる 本流系アマゴ
さぎりの網 に掛かったとのことです。
(「さぎり」とは川に杭を打ち、その杭にロープを張った漁場のこと)


 いわゆる「伝説」級のアマゴの風貌で…

様々な情報を検討した結果、
鮎釣りでも実績の高い 荒鹿橋~赤岩付近 にポイントを絞り込みました。



釣行当日(9/23)は前日の 晴れ から一転し、未明からの 雨
しかし小雨から本降り手前ぐらいが断続的に続いているだけで
これなら恐らく濁りは出ずにむしろ丁度いいかもしれません。
天気予報では午前中には上がって くもり になるようです。
しかし「秋雨」なので涼しいというか寒いぐらい…。

荒鹿橋上には7時過ぎ着。
早速、タックルなどの準備をして意気揚々とスタートです。(7:30

まず入ったのは赤岩。
既にちらほらと鮎師が入っていましたが、
駐車していた車のナンバーからほとんどが県外のビジターのようで
地元の方はこの雨(と冷え込み)でのんびりという感じなのでしょうか。
(さぎりの網が入ると鮎は一気に釣れなくなるようです)



鮎でも一級ポイントのようですから狩野川と同じであれば可能性十分。
(狩野川の雲金橋上のようなイメージで…)
鮎師の居ない場所まで上がってミノーを通します。



場所を少しずつ移動しながら30分後、
ほんの一瞬ですが明らかに良型がゆらっと動くのを発見。
その後、ルアーやコースを変えながらアプローチしましたが結局、不発です。
サカナ 居ると判ったものの数が出るターゲットとは思えず、
このチャンスを逃したのは致命的かもなぁ~。

1時間ほどかけて赤岩を探りましたが、ノーバイト、ノーチェイス。



続いて荒鹿橋上に移動。(9:30

ここは開けた平瀬ですが流芯付近はそこそこの水深もあり、
狩野川の松ヶ瀬に似た雰囲気があります。
サカナ 上流に差してくる際に一時的に定位するような場所があるはず。
あとは松ヶ瀬のイメージで細かく確認していくのみです。



点在するゴロタ石付近をひとつひとつチェックしていきましたが
ノーバイト、ノーチェイス ガーン
う~ん、そう思うように上手くはいかないものです。

続いて荒鹿橋下より落差のある荒瀬から
その下流に緩やかな流れが広がる如何にも…な場所。



約2時間、手持ちルアーを総動員してチャレンジしましたが、
やはりノーバイト、ノーチェイス ガーン

経験上、活性の高い個体が居れば、
ほぼ数投以内で何らかの反応があると思うので
時合いなどの何らかの条件が悪いのかもしれません。
(サイズはともかくこれほどの場所に1尾も居ないとは考え難い…)



結局、赤岩から荒鹿橋下までの1kmを4時間探りましたが、ノーフィッシュ ウワーン
ということで九頭竜川本流の初釣行はここで終了と相成りました。

今思えば、あ~すれば良かったかも…と思うところもありますが、
狩野川ではそういう繰り返しでも未だに一筋縄ではいきませんから
技術でどうにもならなければ、幾度となく通ってこそのポイントなんでしょうね。

でも、狙いは悪くなかったと思っています。
ここ(も含めて九頭竜川)には、
もうちょい季節を変えてまた訪れてみたいです。

というのも 地図 をご覧いただければ分かり易いかと思いますが、
恐らくこの場所のすぐ上流にある支流・滝波川が
このポイントのバックウォーターになっていると睨んでいます。
(滝波川は勝山市漁協管轄ではメインの九頭竜川支流)

但し、放流量は中津川ダム下とほぼ同じか少し多い程度ですから、
難易度は結構高いとは思うもののその分、ポイントも広域ですから
上手く散らばって個体が維持されれば、チャンスはあると思うのです。



<タックル>



<ロッド>
・パームス シルファー SYGSi-56L Smart Flex IIDA CONCEPT

使い始めた当初は随分硬いロッドだなぁ~と思ったものですが、
リーダーシステムなど試行錯誤し、使い続けたことで
今では大分使いやすいトラウトロッドになったと感じています。
慣れなんですかねぇ~、やっぱり…。

<リール>
・ダイワ 05 イグジスト2506

10ステラC2000HGSは、少しコロコロと巻きに違和感があるので
シーズン終了時点で他のリールとまとめてIOS整備内定。
今回は本流でもあるのでイグジストを投入です。

中古ですが、比較的コンディションも良く
今のところダイワらしい軽く真空的な巻き心地です。

<ライン>
・RAPARA RAPINOVA-X MULTI-GAME 0.8号(17.8lb)

<リーダー>
・VARIVAS スーパートラウトアドバンス トゥイッチマスターVLS 5lb

本流だとちょっと細いかなぁ~とは思いましたが、
イグジストのドラグを信じて5lbにしました。

  


Posted by tetsu_copen04 at 22:30Comments(7)釣行記 2012