2008年02月11日
ダイワ 08 セルテート ハイパーカスタム 2508




ダイワ 08 セルテート ハイパーカスタム 2508
2007年、セルテートシリーズに新たにラインナップされた
セルテート・ハイパーカスタム の追加設定モデル。
デザイン的に特に目新しいところはありませんが、
この大きさ(=2500ボディー)に収まったことで、
07 セルテート ビンテージカスタム とは一味違う
メカニカルな造形美がコンパクトに凝縮された印象。
セルテートが、最もセルテートらしいベクトルで熟成された
恐らく最終章となるモデルではないかと思います。

イグジスト 2506 より質感、所有感は上。
これにRCSの I型ノブ と
2506 エアスプール を装着すれば
フィネスカスタム 2506 より見た目もグー!
なんて妄想しちゃってます。
本流のサクラマスや、北海道の海アメマス用ならベストですが、
(あと、東山湖FAのイトウにも…)
このリールをウエダ・サーフェイストゥイッチャー STS-74Si や、
ましてアップストリーム用の STS-510Si で使用するというのは
明らかにオーバースペック(いや、ミスマッチ)ですね。
(ウエダ・トラウトスティンガー TSS-77Ti ならよさそうですが…)
でも、ギヤの強度・耐久性が高いということは、
長年使っても壊れにくい(=劣化しにくい?)ということなのでしょうか。
また、ノーマルセルテートに比べて、実際の使用感がどう違うのか、
機能面では未知(無知?)な部分が多いリール。
さらに、スペックのみならず、
価格的にもイグジストとほぼ同等。
今後、シーバス、エギングでも始めない限り、
私には必要性は低いと思われます。
(ショアジギングなら可能性がないとはいえないが…)
デザインは気に入ったんですけどねぇ~。
今回の 国際フィッシングショー2008 での
ダイワ&シマノのスピニングリールの中では、
最も印象に残った一台でした。
<追記>
ハイパーデジギヤ カスタムサービス の
2008年追加アイテムが、ラインアップされますね。

■ 小型サイズ
(=1500、1503、2000、2004、2500、2506)
■ ハイギヤ仕様 (=5.2ハイギヤ、4.8ノーマル)
「小型サイズ」が追加されたというのは、興味深いです。
(必要性があるということなのでしょうか…)
2008年02月11日
ダイワ 08 イグジスト 2506 50th Edition




EXIST 2506 50th Edition
ダイワ50周年限定特別仕様モデル ということで
ゴールドのハンドルとスプール、ベールアームが豪華。
最初の印象ほどの派手さはありませんし、
価格相応(=115,000円)の質感は十分に保たれています。
それに 2508スプール と T型ハンドル が
スペアとして付属していることを考えると
実質25,000円増ですから、
極端なプレミアムでもないかと思います。

セルテートのドレスアップパーツ(2007年限定) のほうが、
どちらかといえば、チープに目立つかもしれません。
こちらは、昨年12月に発売された
EXIST Nativecustom 1003H




店頭のショーケース越しには見ていましたが、
実際に手にとって見ると、何となく華奢な感じがします。
(単に小さいからということもありますが…)
個人的には、シマノの 07 ステラ C2000S や
セルテート ビンテージカスタム (2007年限定) のほうが
トータルクオリティーは上じゃないかと思いました。
巻きのフィーリングやメカニカルな部分は別として、
質感が以前のダイワのイメージに戻りつつあるような気がします…


利点は、いろいろとあるとは思いますが
だからといって何でも新素材(ZAION)を使用するというのは、
一概に良いとも言い切れませんね。
セルテート の存在意義、価値観が、自分の中では高まってきました
