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2011年05月03日

11/04/30 狩野川

前回 の釣行では、危うくノーフィッシュを逃れたとはいえ、
どうも今年の狩野川は思うように釣果が出せません。(いつも!?)

稚鮎の遡上が遅れているからなのでしょうか、
ルアー(アユカラー)への活性もイマイチに感じます。
一方、暖かくなり、水生昆虫のハッチは盛んになってきたようです。

ここは気分転換も兼ねてフライと両睨みで
状況に応じて対処してはどうでしょうか?(ライズがあればフライにチェンジ!)

ということで、例年、代掻きが懸念されるGW前半の狩野川釣行です ダッシュ
(天気予報では微妙に“風”が…)



GW渋滞を避けるため狩野川には 車 6:45着。
私にしては早いほうです(=5時前 おうち 発)

当初は中流域へ直行しようかと思ったのですが、
前回、下調べをした狩野川さくら公園下をまずチェックすることにしました。

11/04/30 狩野川

恐らく先行者は居ないと思うので、反応があれば一発で出ると思いますが、
主だった流れにルアーをキャストしたもののノーチェイス、ノーバイト。

内心、期待はしていたのですが、まぁ~こんなもんでしょう ガーン
改めて仕切りなおし、中流域に向かいます 車



午前中は、雲金橋上 → 松ヶ瀬 → 月ヶ瀬 の予定でしたが、
雲金橋上には既に餌師さんが入っていたので、松ヶ瀬からスタートです。


 マウスを画像に置くと吊り橋下流からの画像に。

水量は、あと+5~10cmぐらい欲しいところですが、
(ちなみにこの日の嵯峨沢橋の水位は 1.30m )
それよりも気になったのが水温。

ウェーダー越しにちょっと冷たいなぁ~と思い、
測ってみたところ岸辺の浅瀬で 11.5~12.0℃ ビックリ

この水温で瀬に入る サカナ は少ないでしょう。
寒気が抜け切らないため 雨 が冷たく、それで水温が下がるのかなぁ~。
稚鮎の姿はまだ余り見られません。(サイズも小さめ)

案の定、全く気配すら感じられず仕舞い ガーン
サカナ 居るとは思うのですが、あまり動かないんでしょうねぇ~。



続いて雲金橋上に移動 ダッシュ

先程、餌師さんが先行していましたが、今は離れた場所に1人だけで
お目当ての淵近くが空いていたので、すかさず入ります。

11/04/30 狩野川

先行者の後なので サカナ はボトムに沈んでいるでしょう。
岸際には稚鮎の姿も見られますが、放流された稚鮎だと思います。

雲金の新定番フラットペッパーで
扇状にダウンで広くゆっくりアピールしていくと…

サカナ びっくり

一瞬フッキングしたものの流れにルアーが揉まれたところでフックアウト。
ショートバイトで掛かりも浅かったんでしょうね。
目視のサイズはまずまずで カメラ 撮りたかったところですが、これはやむなし ウワーン

続いて前回活躍した YAMA MINNOW を投入するものの反応はありません。
やはり表層での反応はイマイチなようです。

こうなったらとことん“ボトム”を狙うしかありません グー
手持ちの沈む系ルアーを総動員します。

唯一バイトギリギリのチェイスがあったルアーは
スプーンの テッペン スーパーハンマード 5.8g 若アユ(銀)

根掛かりしないようにアップで沈めて、リフトアンドフォール。
リフトのタイミングで食い上げてきましたが、
自分の泳層レンジより上までは浮上してきませんね。

このあと月ヶ瀬に入りますが、ハッチ、ライズは見られず。
っていうか、天気予報どおり風が強くなってきました。
(ルアーでさえキャストのアキュラシーが下がるぐらいですから…)

もちろん何の反応もありません。
このパターン、過去に何度かありますが結構厳しかったような…。



食事 ZZZ… 後も強風は相変わらずで
午後からフライのつもりでしたがそのままルアーを続けます。

宮ノ下渕~松の瀬へ。

11/04/30 狩野川

どちらかといえばルアーよりもフライを楽しみにしてきた上に
この風とルアーへの低活性(私が下手?)でもう完全に緊張感がありません。

足下でチビアマゴがフッキングしたもののすぐに外れました ガーン

GW頃は、新緑とともに様々な野花が綺麗な季節でもあります。
最近ちょっとプチガーデニングに興味が湧き出したこともあって
特に「花」の名前は気になるものです。

この花、何という名前でしょうか?


 マウスを画像に置くと花の拡大画像になります。



今年3月に完成した橋(=旭日橋)の周辺に移動です。

橋脚の周りはまだ新しいストラクチャーなのでともかく
その前後は水深といい緩急の変化といい、
私の経験上では理想的な流れなんですけど、反応はありません。

11/04/30 狩野川

いい感じの瀬(=日向の一本瀬)なんですけどねぇ~。

11/04/30 狩野川

いい感じの淵(=日向神社渕)なんですけどねぇ~。

この辺りはアマゴの成魚放流区域ではないので、
あくまでも居着か遡上狙いで確率は低いのですが
今年は 雨 による際立った増水もほとんどないので
サカナ 放流個体が散ってもここまではあまり下ってきてないでしょうね。



時間は 16:00 を過ぎ、そろそろイブニングタイム。
風は若干弱まってきたので、夕凪になればフライが可能かも!と思い、
とりあえず雲金橋上まで移動し、ルアーで様子を見ながら
風が静まってきたらお目当ての月ヶ瀬イブニングライズ狙いに向かいます。

で、雲金橋上では瀬で1バラシ。もうルアーはダメです、今日は… ガーン
(惰性では釣れるわけないですよね…)

でも風は弱まってきました。
ダメもとで月ヶ瀬に移動します。



先日、ライズしまくりだった月ヶ瀬の慶大リハビリ下です。

11/04/30 狩野川

しか~し、今日は終日風も強かったのと気温も若干低めということで
ハッチはほとんどありません。(時間も若干早いですし…)
でも、その風は私の下手っぴキャストでも
何とか大丈夫なぐらいまで収まってくれました。

最初はライズがあるまで待ったのですが、暗くなり始めてきたこともあり、
キャス練も兼ねて、本命ポイントを外してフライを始めます。

ガーン … いきなり後方の木の枝に引っ掛かりました。
フライロストです ウワーン

結び直して、少しラインを短めにしてなんちゃってロールキャスト。
何とか前に飛びました。

汗汗汗汗汗

バックがあまりない場所ではまだまだキャスティングがダメですね。
もうこれは慣れる(=練習)しかないので
風のないときに釣果は問わず、何度かトライしようと思いました。

で、ウェーディングでいつもよりポイントに近づいて
バックスペースを少しだけ確保します。

ようやくフライが思うような場所に流れていくと…。

ピシャ汗

飛沫が上がり合わせたら サカナ すっ飛んできました テヘッ
(もちろんバレました…)

一瞬だったのとあまりに小さくて何の魚なのか確認できず…。

ライズはありませんが、ほぼ毎回飛沫が上がります。
でもアワセが遅いのかフッキングしません。
いや、こりゃオイカワ系のおちょぼ口さんかなぁ~。

そしてやっとこさ釣れましたのがこの1尾 クラッカー
ちょっとメタボ?な カワムツ さんでした。(メスなら産卵前?)

11/04/30 狩野川

まぁ~、とにかくフライでの狩野川初フィッシュですから カメラ です。
どうやらカワムツさんの 食事 夕食タイムのようですね。

18:30を過ぎ、暗くなりフライが見えなくなってきたので終了としました。



狩野川本流の遊漁期間終了(=5/19)まであと約2週間ちょいとなりましたが、
何だか今年の春のように中途半端に終わってしまう様な気がしています。

天気予報を見ても当分まとまった 雨 はなさそうですし、
稚鮎も少ない上に遡上も遅れているようですから
サツキマスを狙うコンディションとしては、微妙ですねぇ~。

このところタフな釣りが続いているので、
正直、まぐれの1尾でもいいので何らかの突破口を見出したい気分です。



<タックル (ルアー) >

11/04/30 狩野川

<ロッド>
・パームス シルファー SYGSi-56L Smart Flex IIDA CONCEPT

3年の保証期間中なのでついついこのロッドを使ってしまいます。
っていうか、このロッドを何とか使いこなしたいですねぇ~。
キャスティングとルアーの操作感はいいのですが、
やはり課題はフッキングとその後のランディングでしょうか。
(柔らかいロッドを使っていたせいか、アワセが強すぎるのかなぁ~)

<リール>
・シマノ 10 ステラ C2000HGS

<ライン&リーダー>
・VARIVAS スーパートラウトアドバンス ダブルクロス0.6号(6lb)
・VARIVAS スーパートラウトアドバンス 6lb



<タックル (フライ) >

11/04/30 狩野川

<ロッド>
・North Country Angler 8034

<リール>
・Hardy Marquis #4

<ライン>
・DT3F (多分AIRCEL)

<リーダー&ティペット>
・ティムコ AKRON STANDARD 5X 9ft
・ティムコ AKRON ミスティープラスティペット 5X



<狩野川の状況>

23年5月2日(月)天気:晴 気温:20℃ 水温:14~16℃ 

渓流釣りには、良い季節となっています。
一雨ごとに暖かくなり、あまごも良く釣れる様になってきました。
現在川の水位はほぼ平水です。

本流の雲金橋・宮田橋辺りでは、20~25cm位のものが釣れ、
大仁橋上流部では、25~30cm位の物が主に餌釣りで掛かっています。
支流でも餌釣りが多く、
本谷川・持越川・吉奈川等で13~20cm位の天然物が出ています。
餌は、ミミズ・川虫等です。 

大見川では、発電所より上流部や冷川・筏場川で
15~22㎝位の天然物がそこそこ釣れ穴場です。

<稚鮎の状況>
漁協では4月30日まで遡上調査を行ないましたが、
現在3~5gの稚魚が毎日少しづつ上っていますが、昨年よりは群れは少なめです。

漁協前辺りや上流部でもハミ跡があり、稚鮎の群れも見られています。
まだ水温も低く、昨年の流下も遅かった為、
遡上も例年よりは遅れるのではと予想されています。
放流は、4/20より始まり5月中旬頃までに約5,000kg放流の予定です。

(以上、狩野川漁協HP より抜粋





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この記事へのコメント
やっぱり この川は稚鮎の影響が他の河川に比べて大きいですね。

サクラ公園 以前FF誌にも出た事がありますし、昔は川漁師のポイントと
聞いていますので、確実に居るはずですが・・・・・

川のスプーニングでリフト&フォール ほとんど使いませんから
目から鱗でした。(3~20gの重さを用意して 対応してます。)
Posted by FF修行中 at 2011年05月04日 10:08
本流狙いお疲れ様です。

このところの強風には大分苦しめられましたね。
私のダブルハンド狙いの知り合いがイブニングに通い続け今年初めての大物(サツキ?)をバラしたと嘆いていました。

期待しすぎるのも良くないけど、もしかしたらこれから徐々に動き始めるのかも。

昨日は地元の中津川行ってきましたがもう既に終わっていました。( ´△`)
ポツポツあったヤマメのライズすら見当たらない。
漁協も散らばる様に11か所放流したようだけど、全ての放流ポイントで根こそぎ抜かれたようです。
漁協のおじさん、日釣り券のお客が来なくなるって嘆いていました。
もう60、70匹持ち帰るって時代じゃないのに・・・。
Posted by Tan at 2011年05月05日 11:36
☆ FF修行中さん、こんにちは (^~^)/

居るんでしょうね、きっと。でも私には釣れません。
例年4月末ごろは苦戦するのですが、その期間が長いような感じがします。
GWなのに朝晩は肌寒いですし、雨も降るんだか降らないんだか(-_-:

>リフト&フォール

川というより淵ですから、基本的には止水スプーンの発想です。
しかし、やっぱりミノーイングでスカッとしたいところです。

--------------------------------------------------------------

☆ Tanさん、こんにちは (^~^)/

今年は天候不順で今日なんかも結構寒い上に
稚鮎の遡上も遅れ気味でしかも少ないようですから
ちょうど禁漁になった後からがいいように感じています。
(放流量も昨年より少なかったですからね…)

>昨日は地元の中津川行ってきましたがもう既に終わっていました。( ´△`)

雨で増水したり、ダム放流があれば、放流個体だって散るのかもしれませんが
今年のように渇水で雨も少ないと留まっちゃうでしょうね。
抜かれたか、相当スレスレで暗くならないと浮上しないのかもしれません。

>漁協のおじさん、日釣り券のお客が来なくなるって嘆いていました。

C&R区域設定の案もあったようですが、地元の諸状況で厳しいようです。
せめて日釣り券提示でFF中津川割引とかしてくれたらなぁ~と思う次第。

一方、年券を買うのは鮎師さんだけでしょうから、数年後はジリ貧でしょうに…。
年券は「鮎年券」と「マス年券」に分ければどうなるでしょうか?
Posted by tetsu at 2011年05月05日 12:40
 
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