今年から狩野川本流の下流域(山田川合流より下流)の遊漁期間が
5/20~7/31まで約2ヶ月半延長となりましたが
上~中流域に比べての魚影の薄さ、一発大物(遡上サツキマス?)狙いは否めず
同じ本流といっても相当タフな釣りになるのは容易に想像がつきます
であれば、とりあえず鮎解禁日まで(といってもあと1週間)は
久々に水位がルアー向きに安定している
中津川ダム下 でしょうか。
(相変わらずいいサイズが釣れたという都市伝説もあるようなので… )
今年はずっと増水&濁り気味で餌師には釣りづらい状況かと思うので
4月の成魚放流個体が少しでも残っていれば、そろそろサイズ の頃かと。
(先週から
中津川漁協 の稚鮎の放流も始まりましたし…)
とはいえ、これまで幾度となく中津川ダム下で辛酸を嘗めてきただけに
内心、そう簡単に釣れるわけないし…と弱気なのも正直なところ。
勝負は午前中、それも朝マズメしかないでしょう。
先日の狩野川最終釣行と同じく 2:30 起きです
サンクス愛川田代店で日釣券(釣れないのに1,000円かぁ…)と朝食を購入し、
最初のポイント、愛川橋には 5時過ぎ着。
この日の平山橋の水位は 0.86m でイメージ通りの水量。
ダム放流中の独特の濁り(エメラルドグリーン)もありますが
やや泥っぽさもあってもう少し澄んでいればという感じ。
でも
昨年 の渇水(0.50~0.60m)に比べれば十分期待できると思います。
4年前 を思い浮かべながらトラウトチューン7(PA)をリトリーブしますが、
う~ん、アタリすらなしとは (ここで1尾は出ると思っていたのに…)
続いて馬渡橋~トンネル下。(7:00)
護岸工事も完成し、川沿いに釣り上がります。
馬渡橋上の淵でやや良型のチェイス1回きり。(バイト寸前で逆戻り…)
護岸工事下の平瀬にはこの先数年 居つくことはないだろうなぁ~。
(河岸の石も茶色くぬるぬるに汚れ、ちょっと臭います…)
既に時刻は 9:00 をとっくに回り、ほぼ敗戦ムード濃厚
この水位だと宮原堰堤下流の瀬は遡行厳しいだろうなぁ~。
馬渡橋下の瀬も左岸に立ちたいのですが、入川場所が未だ不明。
とにかくある程度の水勢と水深、ストラクチャーのある
ガンガン瀬~トロ瀬続き狙いが可能な場所を考えます。
で、角田大橋~箕輪青少年広場。
まずは角田大橋上。(9:45)
さくっとやって反応なし
さすがにちょっと濁りすぎかもしれません。
そろそろいい時間ですし、次の場所で終わりにしようかなぁ~。
やっぱりダメだなぁ~、中津川ダム下
こうなると
過去の実績 頼みで箕輪青少年広場下の瀬。
今まで左岸を深く覆い尽くしていた草木が一掃されていました。
これだけの水位なので攻めやすい右岸への渡渉は微妙(=危険)
以前と同じく左岸から探ると目視で25cm以上のヤマメが猛チェイス
(
5/17狩野川のアマゴ と同じぐらいに見えたので…)
これは何としても…
一度落ち着き、再度同じコースをトレースすると
今度はすぐ足元まで執拗なチェイスを繰り返し、
フックタッチまで数回あるもバイトには至らず
あぁ~、これが 撮れれば伝説達成だったのになぁ~。
… がっくし。(11:30)
でも、こういう感じの瀬には居るんだな。
ならば鮎解禁後は鮎師が居てなかなか入れない仙台下~壊れた橋へ。(12:00)
そしてへたれの2バラシ。(サイズは小さい)
でも良型 が潜んでいそうな気配十分。
稚鮎も結構な群れで居ますねぇ~。狩野川より多いぐらいです。
こりゃ、朝マズメに入るべきだったか
最後に冷やかしで角田大橋下のトロ瀬。
さらにまさかの1バラシ。(場所柄、もしかしたらウグイかもしれませんが…)
ぐぅ~、お腹空いた。(13:30)
ダメなら(いや、馬渡橋を終えた頃は)午前中で帰るつもりでしたが、
痛恨の良型ヤマメチェイスを目の当たりにしてしまうと…
後、16:45まで再度、箕輪青少年広場下の瀬。
八菅橋上から右岸を歩いてヤマメチェイスの対面から釣るも反応なし。
(未舗装道路で コペンでは途中までしか行けず…)
ほぼ万事休す
最後に終了後の着替え&後片付けも考慮して漁協駐車場下。(17:00)
この際、サイズよりも中津川ダム下でヤマメを釣ることに意義あり。
で、見込みどおり 15cmぐらいのチェイスが数回あり。
とりあえず1尾…とにかく1尾…。
もぅ~焦らさないで、さくっとフッキングしてくれ~。
しか~し、1時間粘って、またしても1バラシ
ったく、ここまでトータルで4バラシ
何やってんだか…
散発のイブニングライズを見ながら終了としました(=
ノーフィッシュ)
ストレス のバラシばかりでしたが 居ることは居ます。
それにあのヤマメを見てしまうと来週、リベンジすべきか迷う…。
<次釣行への私的メモ>
・ 日向橋
・ SS-62EXL or TS62UL
漁協前とかの河岸で綺麗に咲いていました。
アヤメかと思いきや
キショウブ(黄菖蒲)という外来種。
ウィキペディアによると
要注意外来生物 らしいです。
一方、主だった河原はゴミだらけです
バーベキューの跡だったり、如何にも家庭ゴミの不法投棄だったり…。
普通こういうゴミは隠すように捨てられているものですが、
もう遠くからでもわかるぐらい堂々と ですから
これはモラル云々というレベルじゃありません
(=散歩の犬の糞をそのままにしておくようなものです)
こういう状況を目の当たりにすると
多摩川河川敷のBBQ有料というのもわかるような気がします。
とにかく鮎釣り解禁前に一度、一斉清掃すべきかと…。
<タックル>
<ロッド>
・パームス シルファー SYGSi-56L Smart Flex IIDA CONCEPT
現在、メインに使っているお気に入りなのですが、
ランディング(バラシ)に不安を感じるロッドでもあります。
(その前にPEラインが怪しいと睨んではいるのですが…)
<リール>
・シマノ 10 ステラ C2000HGS
中津川ダム下(と私)にはもったいない…。
今なら12レアニウムCI4+のC2000HGSで十分。
(って思ってもいいリールが欲しくなるものです)
<ライン>
・RAPARA RAPINOVA-X MULTI-GAME 0.6号(13.9lb)
どうしてもスプールから“ぴょん吉”が…。
今日見た限りですが、スプールの傷は原因でない模様。
<リーダー>
・VARIVAS スーパートラウトアドバンス 6lb
<ルアー>
・トラウトチューン7(PA)