24セルテート vs 24ツインパワー@釣りフェスティバル2024
釣りフェスティバル2024に行ってきました。
コロナ禍を挟んで5年ぶりです。
今回の目玉は新しくなった
24セルテートと24ツインパワー。
どちらもタフな釣り向けなので
ターゲットが比較的小型の
トラウトルアーとは
ベクトルが異なりますが
ダイワ、シマノ両社の
主軸スピニングですから
完成度は気になるところです。
24セルテート
20年前の初代セルテートから
04,10,13,16,19と経て
今回の24が6世代目。
中4年じっくり熟成を重ねて
満を持して投入された印象で
完成度は相当高いと思います。
19セルテートでは
小型番手がカットされましたが
24セルテートでは2000番が復活。
FC LT2000S-Hで170g
18ステラC2000SHGとほぼ同じ自重ですが
ZAIONローターがエアドライブ化され
さらに軽量となったことで
巻きのスムーズさと相まり実に軽快で
これならトラウトルアーでもありですね~。
セルテートらしい落ち着いた配色で
質感も高く、外観は文句なし。
初代04セルテート以来の
名機になるのではないでしょうか。
スペック、軽さ重視では
追加設定の
24エアリティSFや
マグシールドレスの
24エアリティSTですが
外観だけで選ぶなら24セルテートかと。
(あくまでも好みですが…)
2022~2024で
ダイワ・ハイエンドクラスのモデルチェンジが
一通り終わりましたので
来年以降、ルビアス以下の
汎用クラスの出来(軽量化)が楽しみ。
24ツインパワー
近年のシマノは低迷していますが
24ツインパワーも期待外れでした。
概ね22ステラの廉価版という感じですが
かつてのツインパワーなら
「ほぼステラ」という印象でしたが
最近はステラを買わすための
誘導とすら思えるほど物足りないです。
特に質感の低下が著しい。
スペック的にはCI4+はボディ右側だけで
残りはアルミのはずですが
塗装がイマイチなのかチープな感じがします。
配色は20ツインパワーよりは
落ち着いていいですが
21コンプレックスXRと似た感じ。
小型番手は
C2000SとハイギアのC2500XGのみで
後者は主にバス向けですね。
(C2000SHGは設定なし)
トラウトで24ツインパワーを使う人は
ほぼいないんじゃないかな~。
(23ストラディックで十分)
シマノの不振、深刻な感じがします。
(特に質感の低下)
SNSを見る限り、
ハイエンドのステラでも
22より18を使っている人のほうが
多いような気がします。
ミレニアムステラと
同じ道を辿るのか…。
それに23ヴァンキッシュも
23エアリティに完敗でしょう。
「シマノ派≒ステラ派」ですから
シマノ離れ(様子見)が加速しそうで
次のステラが出るまでは
シマノの混迷はまだまだ続きそうです。
(2010年代のダイワのような感じ)
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