SONY Cyber-shot DSC-RX100
これまでコンデジといえば用途が圧倒的に「釣り」でしたので
防水などのアウトドア性能が最優先の購入基準だったのですが、
昨年より嵌っている「バラ&ガーデニング」関係でも使う機会が増え、
画質目的で使っている デジイチ(Nikon D80)では
やはり手軽さや携行性がイマイチなので
検討した結果、高画質コンデジを導入することにしました。
以前から「いいなぁ~」とは思っていたのですが
まずもって「防水」ではないので釣りには不向きなことと
何より発売当初(2012年6月15日)は実勢価格で約55,000円前後と
そこそこの デジイチ、ミラーレスが購入できるほどの高額でしたので
まぁ~そこまでは要らない(使わない)かなぁ~と思っていた次第。
一方、このRX100が起爆剤となって
高級コンデジ市場へと各社が一気に参入し、競争が激化。
SONYもRX100の後継モデルとして
2013年7月にRX100M2、2014年5月にRX100M3を続々リリース。
しかし日進月歩の新製品に淘汰されていくコンデジ界には珍しく
旧モデルとなったRX100も継続販売されたことで
値段的にも何とか「コンデジ」レベルとなってきたので
それならば…と1.0型センサーとF1.8に魅かれ、
得意の中古ですが、購入と相成りました
(
FUJI XQ1 も中々のコスパで迷いました…)
早速、身近なスナップで使ってみましたが、お見せできるような作例というか、
釣りで使っている
DSC-TX300V との差を実感できるほどの画像は
まだ撮ることができません。(TX300Vって案外秀逸だったのか…)
どちらも2012年に発売されたSONYのコンデジですが、
レンズは Carl Zeiss の Vario Sonner と Vario Tessar、
エンジンは
BIONZ、センサーは CMOS
Exmor と
仕様的にはほぼ同じSONYの味付けなので、
PCサイズレベルでぱっと見区別するのは結構、難しいように思えます。
(とりあえずプログラムオートで撮った場合での比較ですが…)
手の内に入れるまでは、まだまだしばらくかかりそう
でも今後、街中とかでも様々な被写体を探しながら
のんびり撮り歩くのが楽しみになってきました。
ところでフィルム時代も一眼レフとは別に旅行や日常的に持ち歩く目的で
いわゆる高級コンパクトカメラを愛用していました。
今は無き
CONTAX の
TVS です。
フィルムカメラの終焉を機に手放してしまいました
(レンズのいい単焦点の
T2 だったら手元に残していたかも…)
このカメラ、場面によってはAFがイマイチ気迷い気味でしたから
普段の暮らしの中で気軽に撮るような使われ方はやや苦手で
今思えばスナップには不向きだったかも…。
でも、ずっしりとした質感のあるボディーを被写体に向かってじっくり構えると
そこは Carl Zeiss Vario Sonner のコントラストのある描写力を発揮。
36枚撮ってたとえ1枚しかうまく撮れてなかったとしても、
十分満足しちゃう何とも愛しいカメラなのでした。
(プリントを受け取る瞬間のドキドキ感が懐かしい…)
そんなこともあって同じ Vario Sonner を搭載するRX100には
私の中での
TVS 復活みたいな懐古趣味的な気持ちもあって
バッテリー供給が続く限り、末永く使っていきたいと思っている次第なのです。
(
TVS digital というズバリ後継デジタルもありましたが…)
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