パームス ストリームマスター SMP-56V
・Length … 5ft.6inc(2pcs 65g)
・Lure … 1/16~1/4oz(≒1.7~7.0g) ・Line … 2~6b
初代シルファー(1997~)でトラウトルアーをスタートした私にとって
アンリパのトラウトロッドのルーツを探る上でも
パームス創成期のストリームマスターの存在は欠かせません。
2011年4月、中古入手しました。
リングシートであることから
ミッチェル409 専用ロッドとして使っています。
所有する初代シルファー(
SVS-56S)、二代目シルファー(
SVVS-56XUL)、
そしてこのストリームマスターともに全て「Vグラスモデル」(=グラスロッド)
D-コンタクト(2003~)やアレキサンドラ(2005~)登場以前は、
ナイロンラインとフローティングミノーがトラウトルアーの主流でしたから
グラスロッドの確固たる存在意義もあったのですが、
PEラインやHWミノーによる過剰トゥイッチングが主流の昨今、
ミノー本来の動き?を活かしての「乗せる」ミノーイングであれば
食い込みのいいグラスティップのアドバンテージは今だ健在かと。
一方、適合ルアーが7gまでと比較的守備範囲が広いので
アレキサンドラやトラウトチューンでもそれほどパワー不足は感じません。
(柔軟なシルファーのグラスモデルではやや扱いにくいです)
15年以上も前のグラスロッドですから簡素で素朴なアナログ感は否めませんが、
温故知新、トラウトルアーを緩やかな気分で楽しむにはぴったりな一本です。
以下、
アングラーズリパブリック カタログ (1996年)より抜粋。