13/04/12 狩野川・大見川

tetsu_copen04

2013年04月14日 11:00

4/06~07 の増水は結果的には「冬・渇水」の名残を洗い流し、
春シーズン、盛期に向けての流れへリセットしてくれたように思います。
(一瞬、またしても大増水で万事休すかとヒヤヒヤでしたが…)

その後、寒の戻りで今週は3月中旬頃のように冷え込んでいますが、
冬眠?から目覚めたアマゴさんの反応を確かめに狩野川へ向かいました


狩野川・大仁には、7:00過ぎ 着。
ウェーダーに着替える際、ひんやりしますが 気持ちのいい天気です。

準備完了後、左岸に入り、早速スタート(7:20)



8.4℃、気温じゃなくて水温です
増水前は確か13~14℃ぐらいあったはずですから
水温が上がる日中になるまでは厳しいかなぁ~。
(テレメータ水位:大仁-0.69m、実際はもっと低いと思う)

でも水の色は蒼く透き通ってとても綺麗で
河岸、川底のノロも一掃され、見違えるような流れ。
これぞ、本来の狩野川といった雰囲気です。

左岸からカインズホーム~モガワ辺りを
1時間ほどロッドを振りましたが、NCNB(ノーチェイスノーバイト)。

今日も中流域メインですが、大仁には余り時間を掛けず、
大見川も視野に入れてのポイントローテーションです。


次に入ったのは 前回 良型を逃した旭日橋。(8:45)
ここを含め、午前中は遠藤橋~宮田橋をじっくり探るつもり…。



水温を計ってみると10℃で、大仁よりはいいですね。
一旦、日向神社淵まで下り、
そこから橋上の瀬まで釣り上がっていきます。

まずは前回バラした場所をチェックしましたが
チェイスも含め、反応なし。

でも両岸から、色々な角度からルアーを通した結果、
開始から50分後、ようやく貴重なチェイスを
粘ってバイトまで何とか持ち込んだものの
フッキングが浅かったためか、バラシ

サイズ的にはアベレージぐらいでしょうか、残念
でもやっぱり確実に 居ますね、ここには…。

さらに1時間、手持ちのルアー総動員で釣り上がっていきます。

押しの強い流れの狭間に
一瞬、緩いニュートラルなスポットがあるので
そこをミノーで如何にアプローチするか、だと思うのです。

するとバイトと同時に合わせる間もなく
いきなりロッドが弧を描き、ドラグが出される 強烈な引き…。

疑う余地無く良型の手応えに今度こそ…

無我夢中で至近距離まで寄って一気にランディング

文句なし、グッドサイズ、美形、越冬個体のアマゴ?です


 画像にマウスを置いてね ┌(^~^) クリックすると拡大!

狩野川ですから生息域としてはアマゴですが、
朱点が見られず、外見上からはヤマメ?

それはともかく、稚鮎を捕食しているのでしょうか、グラマーなベリーに
鰭も回復して力強い32cmのシルエットに凛としたルックス。

4年前の尺アマゴ とはまた違う悦びと感動



もう 連写、激写です

こういう出会いがあるので狩野川は嬉しいのです

リリース後、お茶を飲んでしばし深呼吸。

今日はもうここで終わってもいいかな。
いや今シーズンの狩野川の目標さえ達成したぐらいの気分です。

このあと高ぶった気持ちをクールダウンする程度にキャストを続けます。
気がついたら は、ほぼ真上。

しばし 休憩に…。(11:45)


午後は、お気に入りの松ヶ瀬から。(12:45)
水が入れ替わって果たして反応はどうでしょうか。



水温は12℃ですから、大丈夫でしょう。

…。吊り橋までNCNB。

反応というか気配は前回と全く同じ。
それに今年は単なる偶然なのかいつも風が強い

さらに吊り橋下を釣り下って
ようやくフッキングしきれずの瞬間バラシ1回のみ

解禁時の印象からも、やはり 付く場所であるのは間違いなく
今日も居るはずですが、セレクティブというか難易度 な感じ。

次回はアレキサンドラのカラーローテーションで
じっくり攻めてみるか…。

に戻ってふと対岸に目を向けると
柿木川から濁った水が流入しています



代掻きにはまだ早いと思うのですが…工事でしょうか…。
結構、しっかり泥水です

これから下流の方に 移動しようと思っているのに…。


とりあえず尾崎荘下に入ってみます。(14:45)


 画像にマウスを置くと笹濁りの画像 ┌(^~^)

で、すでに濁りが入っています。
どうもこのポイント、相性が悪いというかいつもこんな感じ。

30分ほどで撤収し、大見川へ。


久しぶりに鮎見橋下。(15:30)



大見川はまだまだ初心者です。

ストラクチャーも多く、教科書どおりのいいポイントに思えますが、
アマゴが潜む「ピンポイント」は、暗中模索の状態。
やはり盛期に釣り歩かないとヒントなしのクイズですね。
アングラーとしての力量を試される場面でもあります。

… 難問なのか、私のレベルが低いのか。

NCNB でそろそろ最後の一箇所。
時間的には30分一本勝負ですし、
再度、狩野川本流に戻るか、どうしよう…。(あの濁りがなぁ~)


小川橋上にしました。(17:00すぎ)
大見川のポイントの引き出しでは一番実績のある場所なので…。

サイズはともかく、締めの1尾に期待し入川。



堰堤から扇状に広がり分かれる流芯のうち、右岸寄りの流れを
トラウトチューンでクロス~ダウンで釣り下っていくと
そろそろ出そうだなという雰囲気の場所でヒ~ット

狙い通り、これを 撮って終了。

のはずでしたが…

何気にいいサイズだったかも。(尺まではないと思いますが…)
惜しかったなぁ~っていうか、私らしいのか。

で、撮れずに終了です (17:30)
今日の釣果、グッドサイズのアマゴ(ヤマメ?)1尾。(+3バラシ)


増水後、水温は下がったものの間違いなくリフレッシュしましたね。



私の7年物 コンデジ でさえこの透明度を撮れるんですから…。

活性 という釣果ではありませんが、動き始めた気配は感じられます。
あとはこのまま春本番の暖かさが続くようになれば…。

そして、そろそろ里山の新緑も楽しみです


<タックル>



<ロッド>
・パームス シルファー SYGSi-56L Smart Flex IIDA CONCEPT

エゲリアもコスパを考えればいいロッドなのですが、
長く使い続けることが前提であれば、やはりシルファーでしょう。
そのぐらい馴染んで愛着の沸く
オーソドックスで扱いやすいロッドだと思います。

そして今シーズン絶好調。
既に尺アマゴ3尾キャッチ、このロッドで…。

<リール>
・シマノ 10 ステラ C2000HGS ( 夢屋10ステラ1000SSスプールカスタム

ラピッドファイアドラグノブの扱いがどうもまだ馴染めません。
オリジナルのドラグノブは、細かい微調整ができるようです。
(値段も純正の方が高い…)


<ライン>
 ・RAPARA RAPINOVA-X MULTI-GAME 0.8号(17.8lb)

 今回で7釣行目ですが、未だに大きなトラブルはありません。
 ただここまでの使用による糸ヨレ(劣化?)のせいか、巻き始めるときに
 シマノの1000、C2000スプールでたまにピョン吉くんが出来ます。



<リーダー>
 ・VARIVAS スーパートラウトアドバンス トゥイッチマスターVLS 5lb

 低伸度ナイロンだからなのでしょうか、
 このラインをリーダーにしてから何となくバラしが多いです。
 次回は試しに別のナイロンラインに替える予定。



<ルアー>
・アレキサンドラ50HW(アバロンアユ)



アバロンアユ、今シーズン絶好調です
カラー復活して在庫の多いうちに手持ちを増やしておこうかと…。

リュウキ60S

早速使ってみましたが、若干安定性に欠ける印象で
ダウンで速めにリトリーブすると流れから飛び出そうとします。
それ以外は飛距離も出て使いやすいのですが、如何せん一番肝心の釣果が…。
少し動きが細かすぎる感じがします。
もう少し揺らめき感があったほうがいいように思います。

で、1釣行の使用だけで結論付けるのは尚早ですが、
リュウキ自体、狩野川ではイマイチなのかもしれません。
それともカラーがミスマッチなのかなぁ~。

今後は他の河川で試してみる予定。(特に中津川ダム下で期待…)

<次釣行への私的メモ>
・アレキサンドラのウォレット(松ヶ瀬ローテーションセット)
・大見川ポイントの再確認

<狩野川の状況>

鮎の解禁日が決定しましたのでお知らせします。

5月25日(土曜日)

今年は、遡上も多く、今から解禁日が待ち遠しいです。
4月も中盤に入り、鮎漁の解禁に向けて漁協もにわかに活気づいてきました。
漁協のスケジュールも予定が目白押しです。

<今後の予定>

4月中旬より 子どもたちによる稚鮎放流
4月中旬 稚鮎放流
4月中旬 うぐい・おいかわ産卵場造成
5月2日 黄瀬川ニジマス放流
5月3日 黄瀬川親子マス釣大会
5月12日 狩野川クリーンアップ大作戦
5月15日 鮎試し釣り(全川にわたり)

5月25日 鮎解禁         

4月20日は、嵯峨沢橋上で、
サンライン渓流釣り大会が行われる予定です。


4/12(金)

狩野川水位 大仁橋 +27cm 
水温 11℃気温 17℃ 天気 晴れ

■ 4/10~4/12の釣果

このところ、10時頃になると風が強くなり、ルアー・フライは難しい様子です。
本流では、二百枚・殿淵・修善寺橋上で、エサ釣りで型は15~20cm位まで。
支流では、本谷川・持越川で、エサ釣りで天然物も混ざり、型は15~20cm位まで。

大見川水系では、支流の冷川で、エサ釣りで、型は13~16cm位まで。
この週末は、天気の心配も無く、気温も少し上がりそうです。

<稚アユの状況>

漁協では3月25日から4月30日まで遡上調査を行います。     

遡上の報告では、4月2日・3日の雨の後、遡上が多くなりましたが、
ここのところの寒さで、少し遡上が少なくなりました。

1~2g程の大きさの稚鮎の群れが確認されています。

遡上した稚鮎は、本流の上流部や中流部の支流等、各所で見えてます。

中流部の神島や、上流部の旭日橋・鈴ヶ淵等では、
大きな群れがあり
、苔を食む魚の姿が良く見えるようです。

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4/09(火)

狩野川水位 大仁橋 +27cm 
水温 11.5℃ 気温 18℃ 天気 曇り

週末は雨が降り、各地で強風が吹き荒れました。
狩野川では、それほど風はひどくなかったものの、土日は釣りにならなかった様です。

水位は日曜日に最高1m30cm程増えましたが、
月曜日の朝には+30cm程になり、現在は+27cm程平水より高い状態です。
今週は天気の心配がなさそうなので、川が落ち着いてくれば期待が持てそうです。

■ 4/5~4/9の釣果

本流では、二百枚・田毎・船原・雲金・殿淵で、エサ釣りで型は15~25cmが1~6尾。
支流では、本谷川・持越川で、エサ釣りで天然物も混ざり、型は15~25cmが1~8尾。
持越川では、フライで型は、30cmまでが、釣れています。

大見川水系では、年川で、エサ釣りで、型は16cmが、1尾。
各支流は、筏場川の新橋・姫之湯や冷川で、エサ釣りで、型は13~16cmが、1~3尾。

黄瀬川では、五竜館の下辺りで、ニジマスがエサ釣りで、型は20cmまでが1~3尾。

<稚アユの状況>

漁協では3月25日から遡上調査を行ってます。
遡上の報告では、1~3g程の大きさの稚鮎の群れが確認されています。
遡上した稚鮎は、本流の上流部や中流部の支流等、各所で見えてます。
上流部では、一回り大きく育った鮎が苔を食む姿が見えます。

(以上、狩野川漁協HP より一部抜粋)

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