今年はどの河川も渇水気味でしたが解禁から1ヶ月、
ようやく4/02~03に待望の で増水後、渇水状態からは若干回復。
(おまけに物凄い風でしたが…)
これで少しは リフレッシュできたでしょうか…。
狩野川本流域の終了まであと1ヵ月半。
そろそろ本流育ちらしいアマゴと対面したいものです。
この日(4/5)は低気圧通過後、南風が吹き込み、
最高気温が20℃を超えるポカポカ陽気。
増水からの減水、気温上昇ですから
これはもう活性 を期待せずにはいられません。
誰もが思う理想的なコンディションかと…。
狩野川・大仁に 8:30着。
増水後2日で、平水ぐらいまで減水しちゃいましたが、
それでも水位は前回よりは+10cmぐらいで濁りもなくいい状態。
(この日のテレメータ水位・大仁:-0.91m)
適度にハッチもあるようで
セキレイが盛んに虫を捕食していますから悪くはないはず…。
あとはひたすら釣り歩くのみです
8:45スタート。
右岸の護岸に沿って2往復しましたが、NCNB(ノーチェイスノーバイト)
居ないのではなく、時合いが違うなどで動いていないんでしょうねぇ~。
それかルアーのレンジやトレースラインがミスマッチしてるとか…。
夕方改めて来ることにして、移動。
今日は中流域メインのポイントローテーションです。
続いてレンゲの瀬からの流れ込み。(10:30)
風もなくこれなら…と思いきや、川鵜くん1羽離陸
それでもアベレージサイズながら久々に1チェイス。
ライズも数回あって 気配は感じられますが、
ルアーに食わせるのは実に難しい
少し下って旧土屋オトリ店前下。
ここでもアベレージサイズのフックタッチ(フッキングできず )
居るんだよなぁ~、フライのほうがいいのかなぁ~。
ミノーへの反応はかなりシビアな印象です。
12:00まで粘ってみたものの結局ノーフィッシュ
移動がてら にします。
次は中流域でも成魚放流のあるポイントで気分転換の予定。
で、もちろんここです、松ヶ瀬。(12:30)
殿淵には成魚放流が十分にストックされているようですし、
前回、瀬でも好調でしたから今日も大丈夫でしょう
水温を計ってみると14.0℃。(嵯峨沢橋の水位:1.27m)
稚鮎の姿も確認できますし、コンディションは申し分ありません、が。
…。
チェイスすらありません、NCNBです。
ここで 撮れないとノーフィッシュも覚悟せねば…
でもここで凄いライズ、しかも派手なスプラッシュライズも…。
遠目でも明らかに尺はあろうかというサイズも混じります。
あぁ~フライなら入れ食いじゃないでしょうか。
(何が流下していたか…までは確認しませんでしたが)
一旦 に戻りマイクロスプーンを持ち出してトライしてみましたが
所詮マッチザハッチには程遠い感じです
あぁ~何とも歯がゆい
目の前に数もサイズも揃っているというのに
そんなこんなで少し松ヶ瀬(というかライズ)で
予定外の時間を費やし、既に15:00すぎ。
大見川下流も考えたのですが、
大仁の時間を考えるとちょっと中途半端かも…。
ということで、一発狙いで旭日橋下に入ります。(15:15)
例年、良型の釣果が聞かれる場所で
私もアベレージサイズではありますが一応実績はあります。
(人気ポイントで5月になると常に誰かが入っています)
日向神社渕へ落ち込む手前が狙い。
ここをクロス~ダウンでトラウトチューンをトレースしていくと
コン…
と同時にロッドにずしりと重みが伝わり、ドラグも少し出されます
この手応え、間違いなく良型
しかし一瞬だけ見えた魚影が速い流芯の中で揉まれあえなく…
も~何やってんだか…
このポイントで4月なら間違いなく年越しの美形でしょう。
そういう1尾を求めて今日、来たのですから
肝心のこれを逃してしまっては…
実は引きずる方です、私…
傷心のまま再び大仁に。(16:30、まるで糸の切れた… )
こういう気分でなかなか逆転ホームラン は難しいです。
右岸ではなく左岸に入ればよかったかなぁ~などと
気迷い気分では集中力もそう長続きせず 日没まで時間を残して終了です。
(無論、ノーフィッシュです…)
毎年、4月上~中旬の狩野川本流は苦戦続きですが、
しっかり結果を出しているアングラーの方も居るだけに
これは川のコンディション云々というより私自身の課題でしょう。
同じポイントでも釣る人と釣れない人の差とは…。
いやポイントというか 着き場の見極めも甘いように感じています。
マクロでは外していなくともミクロで外していたのでは、
居ないところで釣っているのと同じようなもの。
しかし、こればっかりは経験の積み重ねで会得するしかなく、
毎回違ったアプローチや仮定を立てていくのですが、
結果が出ていないということは違うんでしょうねぇ~、考え方が
あとはそれこそ時合いかなぁ~。
今度こそ 日の出直後、朝イチの大仁を試さねば…
<タックル>
<ロッド>
・パームスエルア エゲリア ERNS-63ML
狩野川中流域メインということで
エゲリアのこのレングス(とパワー)を試してみましたが
キャスティングは実に楽で、大仁でも対岸までほぼカバーできます。
リュウキ70S (9g)も十分扱えますが、
終日使った印象では、6g前後が一番快適ウエイトに思います。
(ロッドの適合ウエイトは 3~10g)
一方、MLというパワーに慣れていないだけかもしれませんが、
ブランクにもう少ししなやかさがあれば個人的にはなお嬉しいかも。
そう思うとやっぱりシルファー(SYKSi-65ML)欲しいかなぁ~と思うのですが、
使用頻度を考えるとちょっと勿体ないし…。
<リール>
・ダイワ 05 イグジスト2506(
50th Edition 2506スプール )
やっぱりアンリパのロッドには「シマノ」のほうがしっくりくるなぁ~。
(別に何の不具合もありませんが、気分的に…)
でもライントラブルの不安感もなく、リトリーブは実に快適。
マグシールドが不要であれば、まだまだハイエンドの貫禄十分です。
ただHWミノーにPEラインじゃギアへの負担大きいかなぁ~。
<ライン>
・Berkley Power Extra 0.8号/18lb レッド
ロッドカラーに合わせて使ってみました。
もう少しオレンジ寄りのレッドのほうが視認性はいいと思います。
ラインの径もラピノヴァの同じ0.8号より若干太いような気も…。
でもノントラブルですし、特に不満はありません。
(何といってもセールで150m580円でしたから…)
通常価格なら
ラピノヴァ のほうがオススメです。
<リーダー>
・VARIVAS スーパートラウトアドバンス トゥイッチマスターVLS 5lb
根掛かりしたときの強度は、5lbではやや弱いように感じます。
スーパートラウトアドバンス系の8lbナイロンなら1.5号で、
太さ的にはフロロ6lb相当なのでPE0.8号のリーダーになら一考か…。
<ルアー>
リュウキ70Sを大仁で使ってみましたが、なかなかいい感じです。
このサイズで9gはさすがに引き重りを感じますが、
押しの強い流れでトラウトチューン7では浮き気味な場合、
リュウキ70Sのほうが使い勝手は良さそうです。
で、リュウキの
60S もリリースされたようですね。
本流で使う60~70mサイズの定番はトラウトチューン7(のPA)だけなので
現在、次なる候補を模索中なのです。
(実績に加えて、比較的入手しやすく、商品寿命の長いミノーであることが条件)
ミルドレッド
70S、
70JS ってどうなんだろう。
安くて良さそうなのですが、あまり使っている人、居ないような気も…。
<次釣行への私的メモ>
・来年3月下旬~4月上旬の狩野川はフライ持参で!
・エリアタックル&ほっとけドリフト?(対ライズ…)
同じ日にアンリパの飯田さんも釣行されたようです。
で、しっかり釣ってるんだよなぁ~。
・
2013年狩野川釣行4/5/ シルファーtest1
<狩野川の状況>
4/04(木)
狩野川水位 大仁橋 +14cm
水温 12℃ 気温 21℃ 天気 晴れ
昨日の雨で、桜の花は散ってしまったようです。
今日は、一転して朝から晴れて、気持ちの良い天気です。
昨日の午後3時過ぎには60cm程上がった水位も、今は+14cm程になりました。
この雨で条件が好転し、明日以降釣り日和となりそうですが、
週末に又雨が降りそうで、雨の降り具合が気掛かりです。
■ 4/04の釣果
エサ釣りで、本谷川ではアマゴが型は20~25cmの天然物が2~4尾。
ニジマスが40cmまでが9尾。
持越川では、天然物も混ざり、型は15~30cmが1~3尾。
大見川では、新橋上で天然物が混ざり、型は15~25cmが、2尾。
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4/02(火)
狩野川水位 大仁橋 +9cm
水温 11℃ 気温 12℃ 天気 雨
桜の花があっという間に咲き、あっという間に散っていきます。
山桜の薄ピンクも緑が多くなってきました。
今日は、雨が降っています。
この雨は、昨夜から降り始め、弱いながらも明日の午前中位まで降りそうです。
このところ、水位が低く、動きが悪いようで、
見えても釣れないという事も聞いていましたので、恵みの雨となりそうです。
■ 3/28~4/02の釣果
本流では、田沢・宮ケ瀬・矢熊・雲金・殿淵・宮田橋で、
フライやルアーで型は15~25cmが1~10尾。
エサ釣りでは、宮田橋付近では天然物が混ざり、25~27cm、
大仁橋上流では30cmまでが1~4尾。
支流では、本谷川・猫越川・持越川で、
天然物も混ざり、型は15~25cmが1~18尾。
大見川水系の各支流は、
筏場川の筏場大橋・貴僧坊・姫之湯や冷川の馬場沢橋で、
フライやエサ釣りで、天然物が混ざり、型は15~25cmが1~10尾。
アマゴは雨子とも書くように、一雨降り、水位が上がれば、
魚も動き始めて、今後は好条件となりそうです。
<稚アユの状況>
漁協では3月25日から遡上調査を行っています。
このところの遡上の報告では、2g程の大きさの稚鮎の群れが確認されています。
遡上の第一報は、3月1日にありましたが、
例年より早くすでに上流部でも遡上した稚鮎が確認されています。
体長5~7cm程の天然鮎や10~14cmの放流鮎が混じり、盛んに苔を食む姿が見えます。
上流は湯ヶ島まで、大見川では梅木発電所下まで、稚鮎が確認されています。
そしてこの雨で又、遡上が多くなるのではないでしょうか。
稚鮎たちが、このまま順調に大きく育ってくれることを願います。
漁協では、3月27日と28日に、カワウ一斉追い払いを狩野川全域に渡って行いました。
解禁が楽しみです。
(以上、
狩野川漁協HP より一部抜粋)
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