映画「
釣りキチ三平」を観たからというわけではありませんが、
とりあえず出掛けずには居られない気分なので、狩野川本流へ
(愛子さん曰く「ただのくだらない遊び」なんですけどね…)
寝不足気味で、現地に 着いて したので
13:00 スタートとなりました。
まずは、
松ヶ瀬 から入ります。
ここは昨年、幻の尺上アマゴが出たポイントだけに
狩野川に行ったなら、一度はルアーをトレースしたいポイント。
しかし、このところの花冷えと の影響か、
水温は低めの
9.0~9.5℃ と水も少し冷たく感じます。
(箱根峠は、 小雪が散らついていましたからね…)
しばらく も降っていないので、流芯部の水深は浅く、
良型が潜むにはちょっとどうかな?という感じ。
(参考までに約3km上流にある
嵯峨沢橋の水位 は、1.22m)
案の定、このポイントでは珍しく、ノーチェイス、ノーバイト
先行者が居た上に、この状況ですから致し方ないですが、
ちょっと思惑が外れました。
このあとは今年まだ入ってないポイントへ移動の予定でしたが
ノーフィッシュでは と思い、
雲金橋 もチェック。
今年
3/12、
3/21 の釣行とも1尾は出せたのですが、
結局1バイト(フッキングミス)のみで終了。
(ちょっと時間が無駄だったかも…)
で、実のところ1尾が出したくて
月ヶ瀬 に行こうか迷ったのですが、初志貫徹。
サイズが狙える
中流域 では核心部の
大仁 に移動しました。
昨年ここに入ったときよりも水位はかなり低く、
国土交通省の
大仁テレメータ水位 は -0.94m
でも、水温は若干 の 11.5℃。
しかし、久々のポイントなので
今日はあくまでも状況チェックがメイン。
ノーフィッシュもやむなしでロッドを出します。(=15:30)
セブンイレブン伊豆修善寺瓜生野店 下より
やや上流のコーナーの下り左岸からスタート。
活性は低いと想定し、ガンガン瀬よりトロ瀬狙い。
(コーナーの内側は流れが緩いはず)
川幅もいつもより狭いので、
アレキサンドラ50S でも
ウェーディング&キャストで流芯部まで届きます。
徐々に釣り下りながら、如何にもと思われるトロ場に。
出るならここだろうなぁ~と思い、
アレキサンドラ50HW にルアーチェンジし、
流芯を通しながらクロス~ダウンで
小刻みなトゥイッチングでの見せるミノーイング。
するとガツン!というよりは、
グッと負荷がかかるアタリとともに
ロッドティップが引きこまれていきます。
なかなかのサイズであることは、瞬時に判明。
でも、ロッドのトルクでスムーズに近寄ってきます。
ここからが一番の課題であるランディング。
出来る限り自分から動き、流れに乗せる感じでネットイン
やりましたぁ~
27cmの 銀毛化 した狩野川アマゴです
ようやく昨年、本流トラウト用に新調した
シルキーウッド・ランディングネット にふさわしいサイズ。
もちろん私の狩野川本流レコード更新の泣き尺アマゴ。
これだけ銀毛化しているアマゴは初めてです。
(ランディングで?鱗が少し剥がれているのが残念 )
何となくサツキマスの雰囲気すら漂いますが、
尾鰭の状態は、成魚放流っぽいです。
(上流から下ってきたんでしょうか?)
でも、銀毛に散る朱点が綺麗ですね。
もしかすると私って「アマゴ・サツキ派」かもしれません。
時間は16:30を過ぎ、日没まであと1時間ちょいぐらい。
ポイントをトロ瀬に絞りこむため、一旦土手に上がり、
流れが緩やかな場所を探します。
最初に入ったポイントから100mぐらい上流で
コーナー上の古川の出合いのトロ場に入ります。
(=ちょうど
カインズホーム の裏手のちょっとしたプール)
ここも一発出そうな雰囲気十分ですし、
尺上も何尾かはストックされて居そうな感じがします。
早速、パイロットでアレキサンドラ50Sの
パールチャートヤマメをキャスト。
すると数投後にチェイス。
しかも、ゆうに40cmはあろうかという魚体。
鰭の先は赤いのですが、
アブラビレの有無までは確認できません。
このサイズだとニゴイさん?だったかもしれません。
いずれにせよ、やる気
ルアーをアレキサンドラ50HWに替え、スローにトゥイッチ。
すると、今度も先ほどの
アマゴ 27cm と同じく
グッと重くなるようなアタリとともにフィ~ッシュ
若干サイズダウンですが、
銀毛 のコンディションがいい綺麗なアマゴです
正直なところ、レインボーが釣れたかと思ったくらい
尾鰭もいい状態ですから、成魚放流でも
年越しの個体じゃないでしょうか。
このサイズがあと1ヶ月もすればと思うと
何かワクワクしてきます
途中、情報交換したアングラーも
この区域で尺上をキャッチしたとのこと。
いや~、今日は最初から大仁に入るべきでした
偏光グラス越しに暗くなってきた18:00前に終了。
釣果は、
アマゴ2尾 でしたが、いずれも銀毛の良型。
私にしては、満足というか納得の釣行。
それにしても今年の狩野川本流は、好調ですね。
私でさえ、3釣行ともにアマゴをキャッチできています。
今後、活性がさらに上向いてくると見込まれる
稚鮎遡上(&放流)の本格シーズンインが本当に待ち遠しいです。
画像にマウスを置くと、ロッドスペック画像になります。
<ロッド>
・ウエダ ストリームトゥイッチャー TS-62UL
ミッチェル409 を本流中流域で使用するために購入。
ゴールドサーメット仕様、リングシートに
グリップは目抜け多数・使用感あり、さらに竿袋なしで
結構、お買い得の中古ロッドでした。
今日のサイズぐらいは余裕のバットパワー。
部屋で振った感じでは、結構張りがあると思ったのですが、
フィールドで使ってみると案外、柔らかく感じました。
(
TSS-64Ti より柔軟な印象)
ミッチェル409 といいコンビになりそうです。
ロッドの詳細は、別記事にて後日。
<リール>
・ミッチェル 409
前回がベイトタックルだったせいか、
快適!快適!やっぱりスピニングだなぁ~。
(それでもバックラッシュ1回 )
加えて
IOSチューン後 なので、巻きの軽さはもちろんのこと、
特にベールのオートリターンが凄く軽快で
テンポよくキャストを繰り返すことが出来ました。
で、思ったのが
ハイギアスピニング 欲しいなぁ~。
明らかに狩野川本流では、使い勝手は良さそう。
とりあえず今季は、
07 ルビアス2506 を
もう少し使ってみようと思った次第。
<ライン>
・VARIVAS スーパートラウトアドバンス サイトエディション 4lb
大仁では、5lb を使おうかと思っています。
次回は、芦ノ湖とのダブルヘッダーか。
<リーダー>
・VARIVAS トラウト ショックリーダー フロロカーボン 5lb
<ルアー>
・アレキサンドラ50HW (ミヤベイワナ、レインボー)
いずれも先日リリースされたばかりの
アレキサンドラ50S既存カラーのHWヴァージョン。
ミヤベイワナは、
アレキサンドラのナチュラル系では
一番お気に入りのカラーで、
パールチャートヤマメと同様に欠かせない存在。
一方、レインボーは、普段あまり使いませんが、
稚鮎を少し意識したカラーという狙いです。
フックは、
がまかつ 60BL #6 ・#7 に交換。
フッキングもほぼ一発で決まり、バラシもなし。
やっぱり新しいフックっていいですね。
私の場合、確率をもう少し上げれば、
尺上はすでにキャッチ出来ていたかもしれませんので
これは本当に重要なアイテムです。
ところで大仁周辺では盛期ほどではないものの
稚鮎遡上は確認できました。
次回釣行からは、昨年大活躍の トラウトチューン7cm を
そろそろ 投入しようかと考えています。
3月 27日(金) 天気 水温:9~12℃
このところ寒暖の差はありますが、
気温、水温共 例年並みで、
水の高さは、ほぼ平水で濁りはありません。
各所から渓流釣りの釣果が報告されています。
本流、支流、大見川共に15~30cm位で、
餌釣りが掛かりが良いようで、
餌はイクラ、ミミズ、川虫等です。
《稚鮎の状況》
3月25日より遡上調査を行っています。
実測9㎝の稚鮎が確認され、
今年も順調に上がってきています。
(
狩野川漁協HP より抜粋)