試乗したのは COPEN Cero のCVTモデル。
カラーはマタドールレッドパール、レッドインテリアパックです。
外観は見ての通りですが、やはり後付け的な雰囲気があって
初代のような流線型とまではいきません。
でも後部のデザインは上手くまとめたと思います。
初代コペンの登場からさすがに10年以上経過していますから
出足のスムーズさ、乗り心地、静粛性、ルーフのきしみ音や
課題だったシートベルトの脱着のし易さなど
すべてにおいて正常に進化、改善されており
クルマの機能としては快適になりました。
一方、特徴であるルーフ開閉の仕組みは
初代をそのまま踏襲しており、
後部トランクの容量や形状もほぼ同じなので
ユーティリティーの向上はありません。
加えてインテリアがう~ん、ちょっと残念な感じ。
一昔前のAIWAのラジカセっぽい雰囲気で
ハンドルやシフト周り、インパネに
シルバー系のカラーを使い過ぎではないでしょうか。
(しかも色目が明るすぎる?)
トータルとして新しいクルマとしての良さはありますが、
やはり外観デザインは初代コペンの方が好みというか
私の場合はもう愛着なんでしょうね~。
仮に資金的に可能だとしても
COPEN Cero に乗り換えることはないでしょう。
(
HONDA S660 もない…)
そして
ROADSTER にも試乗しました~
今まで(2、3代目のNB,NCモデル)はライトウエイトというには
ちょっと大きすぎる感じで初代NAモデルの良さから
だんだんかけ離れていくような印象でしたが
今回の4代目NDモデルは、ダウンサイジングされて
ロードスターらしさを取り戻した感じがします。
コペンとはまた違うフィーリングで、いいですねぇ~。
大人のクルマって印象ですが
これでスーパーに買い物に行くのはちょっともったいないかも。
(釣りも微妙だなぁ~ )
RHTモデルの追加設定はないのかなぁ~。
正面から見た感じが一番カッコイイ!
ロードスターに限らず、マツダ魂動デザイン、個人的には好みです。
TOYOTA 86 も外観デザインは同じベクトル上にある印象で
価格的にはほぼ同じだけにオープンと定員の選択になるのかも…。
COPEN Robe もこういう雰囲気だったらなぁ~。
インテリアもグレード相応の雰囲気ですが、
この手のクルマにありがちなスポーツカーっぽい感じを
醸し出していないところが好感をもてました。
1日試乗キャンペーン もあるそうです。
こういうイベントは他社でももっと取り組んでほしいですね。
これで S660、COPEN Cero、ROADSTER と試乗終了。
どれも2シーターというのがどうなんだろうなぁ~。
日本は「オープンカー=スポーツカー」という固定観念が
少し強すぎはしまいか?
オープンカーはスポーツカーとはまた別の楽しみがあるし、
売れ筋の車種でオープン仕様(限定モデル?)みたいな
設定があってもいいと思うのです。
それはさておき、最近のカーディーラーってとても快適。
今回は試乗だけでしたが、飲み物のサービスから
お楽しみ抽選や休憩スペースなど
ちょっとしたレジャースポットな感じです。
さすがにダイハツ以外だと長居は微妙ですが、
家の冷房代節約がてらに遊びに行くのはありかもなぁ~。
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