軽のオープンスポーツでいえば DAIHATSU KOPEN よりも
HONDA S660 のほうが注目度、人気は上だったような印象でした。
まさに最近のHONDA「軽」の勢いを示すかのようで…。
KOPEN は完全に Copen の後継車という位置付けですが、
こちらはビートではなく SPORTS 360 の継承・復活というコンセプトですね。
外観も普通にカッコイイですし、走りも楽しめそうですが、
のんびりドライブ派の私にはスーパーカーすぎて乗りこなせそうにありません。
事前に見ていたネット画像と実車との印象には、ほとんど差はありませんでした。
近未来のスポーツカー、いやスーパーカーらしいイメージ通りの鋭角な雰囲気。
期待通りの出来かもしれませんが、これなら走って当然な感じですし、
いい意味でその期待を裏切るようなホンダの「びっくり箱」ほどでもないような感じ。
それにハイブリッドでもPHVでもなく普通のガソリン車なら
ホンダの技術力をもってすればわざわざ2015年まで引っ張らずとも
早々に市販できるんじゃなかろうか?
(これでリッター20~25kmぐらいの実燃費なら凄いけど…)
エクステリア、インテリアの質感、エンジンや走りの向上は当然あるとしても
こういうカテゴリーのクルマはビートで既出なので「新鮮味」には欠けるかなぁ~。
それでもHONDAファンにとっては待望の一台なのでしょうね。
個人的には SPORTS 360 のほうが好みです。
それはともかく、自動車取得税(地方税)廃止の代替財源として
2年後に軽自動車税(地方税・現行年7,200円)が値上げになる模様ですねぇ~。
2015年10月予定の消費税10%引き上げまでに実施されるようで
一方で1000CC以下の小型自動車税を現行29,500円から値下げし、軽との格差を縮めたり
低燃費の軽は税額の値上げ幅を抑えるなど内容はまだ流動的なようですが
こうなるとわざわざ「軽」規格でのオープンスポーツの存在意義が
微妙に薄れてくるような感じさえします。
私のコペン、軽としては燃費はいいほうでもないので税金大幅 かぁ~
(10・15モード燃費:15.2 km/L)
<自家用の自動車税・年額>
軽自動車 7,200 円
乗用車
・~1000cc 29,500 円
・1000~1500cc 34,500 円
・1500~2000cc 39,500 円
・2000~2500cc 45,000 円
軽自動車ばかり売れるので税金値上げっていうのは
かつてのビールと発泡酒みたいな感じです。
となれば「第三のビール」のようなカテゴリーのクルマになりそうなのが
1~2人乗りのスモールEVなんでしょうかね。
トヨタ車体の
T-COM、定員2名のタンデムシート。
雨でも濡れないオートバイ感覚でしょうか、個人的には好印象です。
現行のP・COMは車検・車庫証明・重量税・取得税不要。
これで同様に自動車税が安いのであれば、
将来的にはこのクルマとレンタカー(カーシェアリング)の併用もありでしょう。
ちょい買い物など普段使いならこれで十分です。
シートなど内装面は「クルマ」と呼ぶにはまだまだ程遠いですが…。
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